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【行列のできる道の駅】もてぎの「ゆず塩ら~めん」

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道の駅もてぎ(栃木県)

地元産ユズやユズ商品を使ったラーメン。自分好みの“味変”も楽しい
地元産ユズやユズ商品を使ったラーメン。自分好みの“味変”も楽しい

 週末の道の駅もてぎで驚いた。広い駐車場に車がびっしり止まり、店の前に行列ができている。それもラーメン店「十石屋(じゅっこくや)」だけでなく、アイスクリーム店やたこ焼き店にも人の列! 国道沿いとはいえ、最寄りICから約30キロの栃木・茨城の県境近くにあり、アクセスが良いわけではない。週末、駐車場の脇の真岡鐵道の線路をSLが走り、手を振る人は多いが、混雑する理由はほかにある。

 多くのドライバーを引きつける魅力は、充実したグルメ、特に十石屋「もてぎのゆず塩ら~めん」(640円)にある。地元産ユズを使ったラーメンは、道の駅グルメの祭典「道‐1グランプリ」で3年連続グランプリを受賞。その宣伝効果が絶大なのだ。

 運営会社の第3セクターもてぎプラザは、茂木町長が社長を務め、役場職員が常駐しており、自治体と二人三脚で道の駅を運営している。町では20年ほど前から葉タバコに代わる作物としてユズ生産を増やして買い上げも行っており、商品開発は命題だった。そんな中で2012年にゆず塩ら~めんと、これに使うゆず酢、ゆず塩などの商品が誕生した。

土産物店にはオリジナルブランド商品が並ぶ。ゆず酢430円、ゆず塩540円、各種ジャム550円、ピクルス540円から、ゆず塩ら~めん1200円(4食入り)など
土産物店にはオリジナルブランド商品が並ぶ。ゆず酢430円、ゆず塩540円、各種ジャム550円、ピクルス540円から、ゆず塩ら~めん1200円(4食入り)など

 「こってり濃厚系ラーメンが主流の時代、ユズが香るさっぱり系ラーメンは女性客に話題を呼びましたが、最初から人気だったわけではありません」と話すのは、もてぎプラザ営業推進企画部の坂本草太さん。「人気が爆発したのは道‐1グランプリにエントリーし、初優勝した2016年秋。最大2時間待ちの長蛇の列ができ、外に臨時店舗を設けました」

 試食すると、透明のスープはあっさりながらトリガラのだしのうまみが感じられ、歯切れのいい中細麺と好相性。ラーメン用に開発したゆず塩で味付けしており、柑橘(かんきつ)香に食欲をそそられる。キャベツ、ニンジン、水菜、きのこ、ユズ皮ペーストが載り、ヘルシーで食べ応えもある。

 「半分くらい食べたら卓上のゆず酢を加えて“味変(あじへん)”を楽しんでください」と坂本さんに言われて試してみると、酸味とユズの香りが増してさらにさっぱり。

 昨年度のゆず塩ら~めんの販売数は10万食以上と、1日平均270食以上出ている。今も週末の昼時は30~40分並ぶことはざらで、人気は健在だ。

 文/福崎圭介 写真/青谷慶

電話/0285・63・5671
住所/茂木町茂木1090-1
営業/【土産物店】9~19時【十石屋・バウム工房】9時~18時30分【野菜直売所】8~17時など店により異なる(冬季、GW、お盆は一部の営業時間変更)/第1・3火曜休(土産物店・十石屋は無休、8月無休)
駐車場/【普通車】338台【大型車】4台
交通/北関東道友部ICから国道355号、県道1、206号経由27キロ、または北関東道真岡ICから国道408、121、123号経由26キロ

 (月刊「旅行読売」2019年9月号から)

◆月刊「旅行読売」
 1966年創刊。「読んで楽しく、行って役立つ旅の情報誌」がモットー。最新号や臨時増刊などの案内はこちら

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715235 0 たびよみ 2019/08/01 05:20:00 2019/08/22 16:27:38 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190729-OYT8I50016-T.jpg?type=thumbnail

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