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写真撮影するファンの前を走り抜けるDD51形(2月13日、愛知県愛西市で)
写真撮影するファンの前を走り抜けるDD51形(2月13日、愛知県愛西市で)
DD51形が通過するかなり前から、撮影の準備に怠りないファンら(2月13日、愛知県愛西市で)
DD51形が通過するかなり前から、撮影の準備に怠りないファンら(2月13日、愛知県愛西市で)
武骨で迫力ある面構え(2月25日、愛知県稲沢市で)
武骨で迫力ある面構え(2月25日、愛知県稲沢市で)
夕暮れの名古屋駅方面に向かうDD51形(2月27日、名古屋市中村区で)
夕暮れの名古屋駅方面に向かうDD51形(2月27日、名古屋市中村区で)
約20年間、DD51形の整備を担当している酒井紀明さん。古い機関車なので安定した能力を引き出せるよう心がけている(2月25日、愛知県稲沢市で)
約20年間、DD51形の整備を担当している酒井紀明さん。古い機関車なので安定した能力を引き出せるよう心がけている(2月25日、愛知県稲沢市で)

 全国で唯一、貨物列車を定期的に牽引けんいんしている日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)のディーゼル機関車「DD51形」が、老朽化のため3月のダイヤ改正で定期運用から外れる。

 旧国鉄時代の1962年に誕生。非電化路線で強力なディーゼルエンジンが力を発揮したDD51形に、当時、絶大な人気を誇った蒸気機関車(SL)が追いやられるように次々と姿を消していった。「毛ガニ」「文鎮」――。やっかみもあって、当時のSLファンからは朱色の車体や幾何学的なフォルムを揶揄やゆする声も聞かれた。

 JRへの移行後も、ブルートレイン「出雲」「北斗星」といった人気列車の先頭にも立ち、非電化路線で華々しく活躍した。10年前の東日本大震災で、福島県に向けて緊急石油列車が運転された際には、震災による打撃が少なかった迂回うかい路の磐越西線に愛知機関区(愛知県稲沢市)のDD51形も投入された。

 非電化路線の花形機関車であり続けたDD51形だが、機関車を必要とする列車の減少に伴い、現在定期運用しているのは、JR貨物の愛知機関区に所属する6両だけで、稲沢―四日市(三重県)間を走っている。それも老朽化のため、3月13日のダイヤ改正で後継の「DF200形」にバトンを渡すことになる。

 長年、DD51形を運転し、3月に定年を迎える主任運転士の今川由一さん(59)は「古くて癖が強いけれど、操縦技術が必要で運転していて楽しかった。時代の流れとはいえ寂しいです」と語った。昭和から、力強く時代を引っ張り続けた名物機関車が惜しまれながら、表舞台から去る。(写真と文・中根新太郎)

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1911233 0 東海フォーカス 2021/03/03 05:00:00 2021/03/15 16:26:35 2021/03/15 16:26:35 グラフ用・写真を撮るファンの前を走り抜けるDD51形ディーゼル機関車(13日午後1時30分、愛知県愛西市で)=中根新太郎撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210315-OYTAI50001-T.jpg?type=thumbnail

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