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紀宝町ウミガメ公園 三重県紀宝町

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 新型コロナウイルスの感染拡大で、東海3県では不要不急の外出の自粛などが求められている。緊急事態宣言などの措置が解除された際に、訪れてほしい道の駅を紹介する。

悠々と泳ぐウミガメの姿が楽しめる=中根新太郎撮影
悠々と泳ぐウミガメの姿が楽しめる=中根新太郎撮影

保護ガメ間近で悠々

◇三重最南端の町

 自動車専用道路「熊野尾鷲道路」の熊野大泊インターチェンジから、国道42号を30分ほど走ると、三重県最南端の紀宝町にある道の駅「紀宝町ウミガメ公園」に着く。道の駅入り口では、隣接する熊野市の特産・那智黒石で作られたというウミガメの像が迎える。

 同町の七里御浜海岸には、5月下旬から8月上旬にかけ、ウミガメが産卵にやってくる。同町は1988年、全国の市町村で初の「ウミガメ保護条例」を制定。条例の拠点となる施設が1993年に完成し、道の駅としても登録された。以来、ウミガメの保護・啓発活動とふれあいを両立する、全国的にも珍しい道の駅として親しまれている。

◇珍しいカメの姿

 道の駅内では、入館無料の「ウミガメハウス」で、ウミガメを中心とした海の生き物を間近で観察できる。

 定置網にかかるなどして保護され、一時的にプールに収容されたウミガメが、悠々と泳ぐ。太平洋東部の熱帯海域が生息地で、日本近海で見つかるのは珍しいというクロウミガメが今年2月に保護され、その姿を見ることもできる。

 3月に営業休止した志摩マリンランド(三重県志摩市)から譲渡されたケヅメリクガメも展示。甲羅がメロンパンに似ていることから「動くメロンパン」と話題を集めたカメで、のそのそと歩き回る姿がほほえましい。町内の海岸で1998年に発見された、甲羅を持たない世界最大のカメとされるオサガメ(全長210センチ、体重300キロ)の貴重な剥製はくせいにも圧倒される。

 カメのぬいぐるみを中心に様々なグッズも販売しており、飼育員の伊藤柊也さん(22)は「餌やり体験のほか、土日祝日にはウミガメに触れることもできますよ」と話す。

◇豊富な特産品

 特産品を販売する「物産館」では、バラエティー豊かな商品が目を引く。「温暖多雨な気候で、四季ごとにおいしいミカンができます」と、指定管理者・ウミガメフーズ社長の石本慶紀さん(43)。初夏を除くほぼ1年間、温州ミカンや甘夏など、登録農家が育てたミカンが店頭に並ぶ。

濃厚なオリジナルのミカンジュースも人気を集める
濃厚なオリジナルのミカンジュースも人気を集める
人気の焼きドーナツ「かめっこ」
人気の焼きドーナツ「かめっこ」

 甘く酸味が利いたオリジナルのミカンジュースや、カメ形の焼きドーナツ「かめっこ」なども人気だ。

◇ネット通販も

多彩なウミガメグッズも販売されている
多彩なウミガメグッズも販売されている

 また、道の駅ホームページに設けられたネットショップでは、季節ごとのミカンや菓子、ぬいぐるみなどの通販も行っており、コロナ禍の中でも道の駅の魅力を楽しめる。

 テイクアウトメニューでは、昔ながらのソース味で小粒なたこ焼きが人気。公園内には、ドッグラン(有料)も整備されており、様々な過ごし方ができる。(小栗靖彦)

 道の駅の動画を、読売新聞オンラインでお楽しみいただけます。

【住所】三重県紀宝町井田568の7

【電話】物産館(0735・33・0300)、ウミガメハウス(0735・32・3686)

【ホームページ】https://umigamekouen.com/

【営業時間】物産館が午前8時半~午後5時、ウミガメハウスが午前9時~午後5時。年中無休。

【駐車場・アクセス】駐車場は約40台、熊野大泊インターチェンジから約30分。

※新型コロナウイルス感染拡大の影響により、営業時間等は変更になることがあります。

多彩なウミガメグッズも販売されている

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2050256 0 ぶらっと 道の駅 2021/05/14 05:00:00 2021/05/14 11:37:40 2021/05/14 11:37:40 「ぷらっと道の駅・紀宝町ウミガメ公園」定置網にかかり保護されたウミガメなどが飼育されている(26日、三重県紀宝町で)=中根新太郎撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210513-OYTAI50023-T.jpg?type=thumbnail

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