豚コレラ 養豚農家支援へ動き 豊橋市 消毒用消石灰を配布

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防疫作業のため車に積み込まれる消石灰(豊橋市で)
防疫作業のため車に積み込まれる消石灰(豊橋市で)

 県内でのとんコレラ発生を受け、県内各地では7日も、自治体などによる防疫態勢の強化や養豚農家支援の動きが相次いだ。

 感染が判明した養豚場がある田原市に隣接する豊橋市は、JA豊橋と協力し、市内の養豚農家に消毒用の消石灰の配布を始めた。同市内の養豚農家40戸のうち、希望した18戸に配布するという。

 同市寺沢町のJA豊橋南部ライスセンターには、8戸の農家が軽トラックなどで訪れた。まずタイヤなど車の下部を消毒し、消石灰(1袋20キロ・グラム入り)を1戸あたり10袋受け取った。市職員からは、野生のイノシシと豚が接触しないための防護柵整備の必要性や、車両の消毒の注意事項、消石灰のまき方などが書かれたチラシが配られた。

 農家の男性(72)は「感染が拡大しないかと不安で、夜も寝られない。これまで以上に徹底的な防疫策をとるしかないと思う」と話していた。同市は、消毒薬を希望する農家にはできるだけ早く郵送する予定という。

 西尾市も、市内の16養豚業者に消毒用の消石灰を配布することを決定。常滑市でも市内の4事業者に、消石灰と消毒液を配布している。同市は、飼育する豚の体調に異変があった場合はすぐ連絡するよう通知したといい、農業水産課の担当者は「常滑市でもいつ発生してもおかしくない状況。予防対策を徹底するよう呼びかけた」と話した。

豊田市「補助制度利用を」

 豚コレラの発生が確認された豊田市では今月1日、畜産農家を対象にした、防疫対策支援の独自の補助制度を設けたところだった。

 この制度では、防獣、防鳥ネットを設置した際に県養豚農協が実施する費用の2分の1の補助に加えて同市が4分の1を補助するほか、この補助の対象にならない施設修繕や消毒薬などの費用の2分の1を支援する。ともに限度額は50万円。同市は「感染拡大防止のため、利用してほしい」と呼びかけている。

 一方、東海財務局は6日、各金融機関に対し、影響を受けた養豚農家や関連する中小企業に丁寧に経営相談に応じることや、経営の継続に必要な資金の借り入れの申し込みなどがあった場合に適切な融資対応に努めることを求めていたが、これを受け、日本政策金融公庫名古屋支店、名古屋銀行と蒲郡信用金庫の全支店は、7日までに相談窓口を設置した。

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435172 0 ニュース 2019/02/08 05:00:00 2019/02/08 05:00:00 2019/02/08 05:00:00 防疫のため車に積み込まれる消石灰(豊橋市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20190207-OYTNI50054-T.jpg?type=thumbnail

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