あしたのまち活動賞 名古屋のNPO主催者賞 若者自身が声かけ評価

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着ぐるみ姿で若者に声をかける荒井さん(右から2人目)(全国こども福祉センター提供)
着ぐるみ姿で若者に声をかける荒井さん(右から2人目)(全国こども福祉センター提供)

 独自の発想で地域活動に取り組む団体などを表彰する「あしたのまち・くらしづくり活動賞」(あしたの日本を創る協会、読売新聞東京本社など主催)で、名古屋市のNPO法人「全国こども福祉センター」が主催者賞を受賞した。子どもたち自身が、支援を必要とする同世代に手を差し伸べる「あたらしい福祉」実現を目指す活動が評価された。

 同法人は2012年に設立。毎週土曜の夜に名古屋駅周辺で、中学生から大学生の若者がアニメのキャラクターなどの着ぐるみ姿で、街に繰り出す同世代に声をかけている。参加者には、過去に非行や自傷行為の経験がある若者も。多い時には約25人が参加し、年間ではのべ800人に上る。

 理事長の荒井和樹さん(38)は北海道出身で、県内の大学に進学し、社会福祉を学んだ。その後、大学院に進んで、05年に児童養護施設に就職。日々の仕事に追われながらも、インターネットのコミュニティーサイトなどで助けを求める声に接して、「大人では手の届かない部分がある。問題が起こってからではなく、予防する役割を果たしたい」と仲間と同法人を始めた。

 着ぐるみでの活動は、「相手の目を引き、警戒心を解くことで、足を止めてもらいやすくする」ためだ。法人名を「少しお堅い感じ」にしたのは、「参加した子どもたちが就活で経歴を書く際、格好付けになればと思った」と笑う。

 新型コロナウイルスの影響で街頭での活動が難しくなったことから、オンラインでの活動に力を入れている。荒井さんは「試行錯誤の繰り返しが大切。子どもたちに選ばれる活動であり続けたい」と抱負を語った。

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1542149 0 ニュース 2020/10/13 05:00:00 2020/10/13 05:00:00 2020/10/13 05:00:00 着ぐるみ姿で若者に声をかける荒井さん(右から2番目)(全国こども福祉センター提供)(名古屋市中村区の名古屋駅前で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201012-OYTNI50019-T.jpg?type=thumbnail

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