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接種券遅れ予約低迷 名古屋64歳以下 ワクチン供給影響も 集団会場枠埋まらず

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 名古屋市で新型コロナウイルスワクチンの予約枠が埋まらない状態が続いている。高齢者への接種率は7割を超えるなど順調に進んでいる一方で、64歳以下への接種券の配布が進んでおらず、予約ができないためだ。ワクチンの供給を巡っては今後、国が各自治体の在庫状況などを見て供給量を決めるとされており、市の接種が滞れば、今後の供給計画に影響が出る可能性もある。

 市は、7月の集団接種会場として、区役所など31か所に加え、瑞穂区のパロマ瑞穂スタジアムを大規模集団接種会場として開設している。

 ワクチン接種を始めた当初は、問い合わせや予約が殺到し、電話や予約サイトがつながりにくくなるなどのトラブルが発生したが、5日時点の予約率は集団接種会場で5~15日は57%、16~31日は9%にとどまっている。同スタジアムでは5~14日が93%、15~28日が12%。ただ、スタジアムに入っている予約は市が優先接種を決めた保育士らが約95%を占めている状態だ。

 市幹部は「在庫が余っているとワクチンが足りていると判断され、今後の供給量を減らされる可能性がある」と危惧する。

 予約低迷の原因となっているのが、接種券の発送の遅れだ。高齢者への接種率は5日時点で1回目は75%、2回目は47%に上る一方、64歳以下で接種券が発送されたのは難病患者と障害者の計約7万3000人にとどまっている。

 市は、64~60歳への発送を12日に開始し、8月2日までに年齢層別に順次発送する計画だ。予約コールセンターの混乱を避けるために分割した形だが、「もっと早く送るべきだった」(市幹部)との声も出ている。

 県によると、国から県内の市町村に19日から2週間で供給されるファイザー製ワクチンは希望する量の3割程度にとどまる。大村秀章知事は記者会見で「今後の供給を絞られてはいけないので、自治体にあるワクチンはどんどん打ってもらいたい」と繰り返し呼びかけており、接種券の発送も急ぐよう各市町村に通知している。

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