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人出 名古屋駅11・3ポイント増 まん延防止解除 夏の感染拡大懸念

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 新型コロナウイルスの感染拡大で愛知県に適用されていた2回目の「まん延防止等重点措置」が解除されて初めての日曜日となった18日、東海3県の主要5駅の人出は、各県で初めて重点措置が適用された直前の日曜日より増えていた。NTTドコモの「モバイル空間統計」のデータでわかった。新規感染者数は3県とも増加傾向にあり、行楽やお盆で人出が増える夏場を迎え、感染拡大が懸念されている。

■感染者数増加

 主要駅周辺の正午時点の人出について、今年4月1日の数値を100%として、各県で初めて適用された重点措置の直前の日曜日と、今月18日を比較した。

 今月18日は、名古屋88・1%、栄78・6%、岐阜81・4%、津65・0%、近鉄四日市85・6%で、名古屋が11・3ポイント、栄が9・2ポイント、岐阜が6・6ポイント、津が9・8ポイント、近鉄四日市が3・3ポイント増えた。いずれも第4波で急拡大する前の4月1日時点の約10~35%減まで近づいている。

 一方、厚生労働省によると、10万人当たりの新規感染者数は今月に入って上昇に転じた。1日までの1週間に愛知4・29人、岐阜1・61人、三重2・53人だったが、15日までの1週間は愛知5・97人、岐阜2・57人、三重5・45人まで増加した。

 こうした事態を受け、3県知事は16日、県外への不要不急の旅行や帰省の自粛などを求める共同メッセージを出した。

■広がるインド型

 感染力が強いとされるインド型(デルタ型)の感染者も増えてきている。愛知県は20日、これまでに68人の感染を確認したと発表した。18日までの週は、3週間前の3倍近い13人の感染を確認した。

 岐阜県では19日現在、8人がデルタ型に感染したが、海外渡航歴があるのは1人だけ。三重県では6月16日に2人の感染が発表された。

 愛知医科大の三鴨広繁教授(感染症学)は東海3県の感染状況について、「東京の感染拡大の影響が出てきている。デルタ型への感染の広がりとともに、感染が急拡大する恐れがある」と分析する。その上で、人出が増える夏場を迎え、「従来の3密対策の徹底を図りながら、デルタ型への対策として、他者との距離を、これまでの2倍近く取ることが重要になってくる」と指摘した。

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