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高校野球県大会 誉接戦及ばず 愛工大名電5回戦進出

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好投した誉のエース川崎陽仁投手(3年)(小牧市民球場で)
好投した誉のエース川崎陽仁投手(3年)(小牧市民球場で)

 第103回全国高校野球選手権愛知大会は22日、4回戦10試合が行われた。一昨年大会を制した誉は、愛工大名電と接戦を演じたが、及ばなかった。シード校のうち東邦や中京大中京などが勝ち上がり、東浦と桜丘、栄徳は4回戦で敗退した。24日には4回戦6試合が行われる。

 誉のエース川崎陽仁投手(3年)の登板は二回からだった。最後まで投げきり、失点は挟殺プレーの間に失った1点だけ。プロ志望を公言するだけの実力を存分に見せつけた。

 中でもプロ注目の強打者、愛工大名電の田村俊介選手(3年)との対戦は「意識した」。縦に割れるスライダーで徹底的に攻め、二回と五回は空振り三振に。七回は二塁に走者を背負っていたが、「カウントが悪くなっても歩かせる気は全くなかった」。強気に直球で押し込んで外野フライに仕留め、田村選手に「いい投手でした」と苦笑いさせた。

 ためのきいたフォームから150キロ近い直球を繰り出し、スライダーに加えチェンジアップ、フォークと多彩な変化球を操る。腕の振りや球の握りなど、その素地は高校球児で投手だった父、敬太さん(48)に教わった。父は滝高校の3年生時、イチロー擁する愛工大名電に敗れ、この日は「名電には勝ってくれ」と送り出してくれたという。

 約束を守れず涙がこぼれたが、ユニホームでぬぐったのは一度きり。勝ち気な顔で、「いい投球はできたので、父にも胸が張れます。野球はこれから先もありますし」。とはいえ、矢幡真也監督が「先発させていれば」と悔やむ快投だった。

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2227690 0 ニュース 2021/07/23 05:00:00 2021/07/23 05:00:00 2021/07/23 05:00:00 好投した誉のエース川崎陽仁投手(3年)(小牧市民球場で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210722-OYTNI50013-T.jpg?type=thumbnail

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