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金メダルへの司令塔 バスケットボール3人制女子 山本麻衣選手21(名古屋市生まれ)

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25日のモンゴル戦で相手と競り合う山本選手(左)(AP)
25日のモンゴル戦で相手と競り合う山本選手(左)(AP)

 5月末、オーストリアで行われた東京五輪予選の3位決定戦。高校の1年先輩、馬瓜ステファニー選手(22)が広げた手に、「勝つ」とフェルトペンで書き込んだ。五輪出場権が与えられるのは上位3チーム。思い出したのは、桜花学園高時代、しびれる試合の前にしていた“儀式”だった。

 3人制では、5人制の3ポイントラインの内側でシュートを決めると1点、外側では2点が与えられる。ロングシュートが得意な山本選手は、相手の厳しいマークを受けたが、司令塔役のポイントガード(PG)としてチームメートを生かすことに集中した。逆転勝ちを呼び込んだゴールは、相手のマークをしっかり引きつけ、リング下に飛び込むステファニー選手の動きを読んだパスから生まれた。

 PGの重要性は三菱電機などでプレーした母・貴美子さん(51)に「たたき込まれた」。体格に恵まれていたわけではなく、競技を続けていくなら身長に左右されないPGが適任という貴美子さんの判断だった。小中時代は、母がコーチを務めたチームで学び、中学日本一も経験。「今あるのは、母のおかげ」と感謝する。

 3人制の世界に入ったのは、トヨタ自動車入社1年目の2018年夏。経験はなかったが同社コーチで3人制の代表コーチも務める大神雄子さん(38)にスピードと高いシュート能力を買われた。

 わずか2日間の練習で臨んだ初試合では、チームの得点をほとんど1人で挙げる水を得た魚のようなプレーを見せた。翌年の23歳以下のワールドカップでも五輪でチームを組むステファニー選手、西岡里紗選手(24)と金メダルを獲得。国際大会優勝は日本のバスケット史上初の快挙だった。

 「麻衣ちゃん、金メダル」。小学3年のいとこが七夕の短冊に書いてくれた写真をお守り代わりに携帯電話の待ち受け画面にした。「絶対、実現させる」。予選は6試合を消化して4勝2敗。負けられない戦いが続く。(宮島出)

 試合=27日(予選、準々決勝)

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2236398 0 ニュース 2021/07/27 05:00:00 2021/07/27 05:00:00 2021/07/27 05:00:00 Japan's Mai Yamamoto (23) heads to the basket past Mongolia's Chimeddolgor Enkhtaivan (8) during a women's 3-on-3 basketball game at the 2020 Summer Olympics, Sunday, July 25, 2021, in Tokyo, Japan. (AP Photo/Jeff Roberson) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210726-OYTNI50029-T.jpg?type=thumbnail

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