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岩野夏帆選手21三重県いなべ市出身 「日の丸の重さ」実感

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「全力で勝利をもぎ取る」と意気込む岩野選手(秀明大提供)
「全力で勝利をもぎ取る」と意気込む岩野選手(秀明大提供)

 水球を始めたのは小学2年。3歳上の兄・航介さん(25)の試合を見て「格好いい」と思ったのが、きっかけだった。しかし、「最初は水に顔をつけられずによく泣いていた」。所属していた三重ウォーターポロスターズの指導者で、三重県立菰野高校の川北裕教諭(61)は、そう振り返る。

 転機となったのは中学2年だった2013年。夏のJOCジュニアオリンピックカップで3位となり、年末に岡山県倉敷市で行われたユース合宿に初招集されたことで、埼玉県の強豪・秀明英光高から声がかかった。同年9月には、五輪の東京開催も決まっていた。

 ただ、「自分が全国で通用するのだろうか」と水球に軸足を置くことに、一歩を踏み出せずにいた。薬剤師になるという子どもの頃からの夢もあり、水球と勉強を両立させて、大学の薬学部進学を考えていた。

 「強豪校から声がかかったのだから、自信を持てばいい。水球は今しかできないけれど、薬剤師になる勉強は、水球を終えてからでもできるよ」。背中を押してくれたのは、母・弘恵さん(54)と父・洋介さん(54)だった。

 親元を離れ、同校に入学。系列の秀明大に進み、競技に打ち込んでいる。今年5月19日、日本女子として初出場となる五輪代表チームのメンバーを日本水泳連盟が発表。自分の名前を見つけ、「やったー」と、思わず声を出して喜んだ。これまで世代別代表に選ばれたことはあったが、トップチーム入りは初めてだった。

 7月7日、地元いなべ市の日沖靖市長を表敬訪問した際、「これまでの国際大会とは比べられないほど、日の丸の重さを感じる」と表情を引き締めた。

 ようやく迎える夢の舞台に「東京五輪が1年延期されたことで、引退を余儀なくされた先輩たちの分も全力を尽くし、中国戦で初勝利をもぎ取りたい」と決意を語った。(浜島拓也)

◇試合=28日(中国戦)

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2239675 0 ニュース 2021/07/28 05:00:00 2021/07/28 05:00:00 2021/07/28 05:00:00 全日本選手権に出場する岩野選手(秀明大提供)(2019年10月、東京辰巳国際水泳場で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210727-OYTNI50032-T.jpg?type=thumbnail

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