上げ馬神事カメラ追う 「おれらの多度祭」名古屋で来月公開

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映画の上映をPRする伊藤監督
映画の上映をPRする伊藤監督

奮闘する若者 3年間記録

 三重県桑名市の多度大社に伝わる「上げ馬神事」を、地元出身の映画監督、伊藤有紀さん(42)が密着して映像にまとめた「おれらの多度祭」が7月2~8日、名古屋シネマテーク(名古屋市千種区)で上映される。 陣笠じんがさ裃姿かみしもすがた で馬にまたがり、約2メートルの土壁を乗り越える勇壮な祭りを成功させようと、全力を尽くす若者たちの姿を追った作品だ。

 伊藤監督は、騎手が選ばれる地元6地区の一つである 小山おやま 地区出身。日本大大学院芸術学研究科博士前期課程を修了し、ドキュメンタリー映画などを手がける。

 「地元から早く出たくて、東京の大学に進んだ。上げ馬神事は、人混みや馬が怖くて参加しなかった」と話す伊藤監督。ただ、福岡県八女市で白壁の町並み保存に取り組む人々を記録した「まちや紳士録」の撮影で地元を愛する人たちと接するうち、「自分は古里について何も知らない」と興味が湧いたという。

 2016年4月、撮影に着手。地区の青年団の若者約10人を中心に、乗馬の特訓や祭りの準備風景など、神事を盛り上げようと奮闘する姿を収め、3年間の記録を60分にまとめた。

 「1年目はよそ者のように感じたが、2年目からは距離が縮まった感じがした。馬が走るそばまで寄って、カメラを回せた」と振り返る。「何百年と続く伝統は、受け継いできた人がいた証し。神事に取り組み、成長する若者たちの姿を見てほしい」と語る。上映は午後6時10分から。大人1500円(前売り1300円)。

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