児童・生徒への指導必要 米田進さん 県教育長 68

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 県迷惑防止条例(迷防条例)改正案の概要で、盗撮行為が禁止される特定かつ多数の人が利用できる場所として「教室」などが具体的に示された。学校には教室だけではなく、「部室」など多くの部屋がある。盗撮行為の取り締まりを強化する上で、学校敷地内全てをカバーできる条例にしてもらいたい。

 学校は子供たちが安心して過ごす場所でなければならない。盗撮や卑わいな行為が行われるというのは、一番許せない。しかし、教員の不祥事が一向に減らないことに危機感を持っている。昨年から、私自ら県立高校や県内の全市町村の教育委員会などに足を運び、再発防止を呼びかけてきた。

 こうした中で、今年4月に秋田市立中学校で、男性臨時講師が同僚の女性教員のスカート内を盗撮するという不祥事が起きた。この盗撮行為が、迷防条例違反として罪に問えなかったことが、条例改正に向けた動きにつながった。県教委では臨時講師を懲戒免職処分としたが、迷防条例に基づく刑事処分の対象とならないのは不思議だと個人的に思っていたので、改正が行われるのは望ましいことだと受け止めている。

 県内の学校での盗撮行為は2017年、由利本荘市の中学校でも起きた。音楽室で男性教員が吹奏楽部の女子部員が着替える様子をタブレット端末で盗撮したケースだ。教員らに対し、学校への撮影機器の持ち込みを制限するのは難しい。引き続き、不祥事防止に向けた指導や注意喚起を行って、教員の自覚を高めていくしかない。

 一方、改正条例が施行されて、「教室」が盗撮行為の禁止場所として規定されれば、児童、生徒らが悪ふざけで盗撮を行い、補導されたり、罪に問われたりという問題が起こるかもしれない。ちょっとした悪ふざけでも、重大な結果を招く恐れがあるということを、教員らが一体となり、きちんと教える必要がある。(聞き手・中村桐佳)

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865083 0 防げ! 盗撮 ~識者に聞く~ 2019/10/26 05:00:00 2019/10/26 05:00:00 2019/10/26 05:00:00 米田進教育長(7日午前10時35分、秋田市山王の県庁で)=中村桐佳撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/10/20191026-OYTAI50001-T.jpg?type=thumbnail

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