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四季折々の食材の宝庫である秋田。新型コロナウイルスで我慢の生活が続く中、旬の味覚で元気を出してもらおうと、秋田県内で活動を続けるヒーロー「
オッス。おらが、戦う秋田名物・超神ネイガーだ。タイトルの「ままいっぺけよ」は、秋田弁で「ご飯いっぱい食べてね」という意味。新型コロナに負けない強い体を作るためにも、秋田のうんめえ食べ物で、ままいっぺけよ~。
最初の取材に選んだのは、秋田市の歓楽街「
まずは、竹島さんと一緒に「半殺し」にした(半分ほどつぶした)ご飯で「たんぽ」づくり。お米はてっきり「あきたこまち」と思いきや、秋田県産の「ササニシキ」だった。粘りが控えめな分、粒感があって、きりたんぽにぴったりらしい。
秋田杉の棒に巻き付けるのがまとまらなくて大変だったが、竹島さんに「上手」と褒められたぞ。いつも武器「キリタンソード」でホジナシ(愚か者)怪人と戦ってきたのがよかったのかもしれないな。
濱乃家さんの香りの良いスープは、鶏ガラを3日から4日も煮込んだ特製スープ。具材の入れ方にも特徴があって、まずセリの根っこだけを入れると、いいダシが出るそうだ。火が通りにくい順に比内地鶏の肉とキンカン(卵巣内の卵)、ゴボウ、マイタケ、油揚げ、ネギ、たんぽを入れる。セリの葉は鍋にさっとくぐらせ、最後に盛りつける。
定番のしらたきの代わりに使ったある食材がつるっとした食感で、ダシもよく吸って最高だったな~。何を使ったかは動画で確認してけれな。動画では詳しい作り方や、きりたんぽの由来なんかも紹介しているぞ。
濱乃家さんの鍋、すったげ(とっても)んめかったな~。みんなも鍋に入れるおすすめの具材があったら教えてけれ。へばな~(さようなら)。
(取材構成・大塚健太郎)
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超神ネイガー 活動16年目を迎えた秋田のご当地ヒーロー。「ナマハゲ」が発する「悪い子はいねがー」が名前の由来。普段の姿は農業青年「アキタ・ケン」。活躍の場はショーのほか、田んぼや交通安全教室など多岐にわたる。ツイッターでのくすっと笑える投稿も人気で、フォロワーは10万人を数える。
2021年1月31日掲載 年齢肩書は当時
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