門出工夫で華やかに 新型コロナ 県立高卒業式 保護者ら不在 紙吹雪で花道

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教職員がサプライズで紙吹雪をまいて卒業生の門出を祝った卒業式(1日、秋田市の新屋高校で)
教職員がサプライズで紙吹雪をまいて卒業生の門出を祝った卒業式(1日、秋田市の新屋高校で)
(上)教職員がサプライズで紙吹雪をまいて卒業生の門出を祝った卒業式(下)保護者が出席できなかったため、後方ががらんとした体育館(1日、秋田市の新屋高校で)
(上)教職員がサプライズで紙吹雪をまいて卒業生の門出を祝った卒業式(下)保護者が出席できなかったため、後方ががらんとした体育館(1日、秋田市の新屋高校で)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、秋田県内の県立高校では1日、保護者や在校生が参加せずに卒業生と教職員だけが集う卒業式が行われた。例年に比べて少しさみしい「晴れの舞台」となったが、門出を祝う演出を教職員自ら用意したり、保護者向けに式の様子を伝える動画も撮影されたりと、門出を祝うにふさわしい工夫が随所で見られ、卒業生らが喜びをかみしめた。

 県立高校の卒業式を巡っては県教育委員会が2月27日、各校へ保護者と在校生の出席を原則として認めないとする方針を伝えた。

 新屋高校(秋田市)では午前10時から体育館で卒業式が始まった。在校生の出席は送辞を読む2年の1人のみ。体育館の後方が空いてがらんとした雰囲気の中、桜田博憲校長は「保護者の心情を思うと、無念はいかばかりか」と式辞を述べた。

 教職員らは、少しでも式を明るく盛り上げようと、1日朝に急きょ、紙を切って桜の花びらに見立てた紙吹雪を生徒に内緒で準備した。生徒が退場する際、通路に並んで「おめでとう」のかけ声とともに一斉にまくと、突然のサプライズに涙ぐむ生徒もいた。

 また、学校側は、晴れ姿を直接見られなかった保護者向けに、地元の写真館に頼んで式の様子や保護者へのメッセージをクラスごとに撮影した。例年にない対応で、DVDにして卒業生の各家庭に配布する。

 同じく1日に卒業式を行った秋田北高(同市)では、「卒業式」と書かれた看板を前倒しして2月28日から玄関前に設置し、卒業生と保護者が続々と記念写真に納まっていた。1日に来校した保護者で、井川町の高橋恵さん(41)は「写真だけでも撮れてよかった」と話していた。

 大館鳳鳴高(大館市)では、1日の式当日に卒業生に会えない在校生が2月29日に「先輩大好きです」「吹奏楽部の先輩たち、いてくれてよかったです」などとメッセージを廊下のホワイトボードに書き込んだという。

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1081278 0 ニュース 2020/03/02 05:00:00 2020/03/09 15:40:59 2020/03/09 15:40:59 教職員がサプライズで紙吹雪をまいて卒業生の門出を祝った卒業式(1日、秋田市の新屋高校で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/03/20200302-OYTNI50000-T.jpg?type=thumbnail

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