新紙幣「高揚感」「誇り」 関係者ら歓喜

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移築工事の開始を前にした「旧渋沢邸」(1月8日)
移築工事の開始を前にした「旧渋沢邸」(1月8日)
北里柴三郎の肖像の前で新紙幣の発表について語る高井学部長(十和田市で)
北里柴三郎の肖像の前で新紙幣の発表について語る高井学部長(十和田市で)

 新紙幣のデザインが発表された9日、県内では、肖像に採用される実業家の渋沢栄一や細菌学者の北里柴三郎ゆかりの施設関係者から驚きや喜びの声が上がった。

 三沢市と六戸町にまたがる温泉旅館の敷地内では現在、1万円札に採用される渋沢の私邸の東京都内への移築工事が行われている。

 私邸は、1876年に都内に建てられた和洋併設型の木造建築(延べ床面積1082平方メートル)。

 老朽化で取り壊しが検討された1991年、渋沢家に仕えたことがある旧古牧温泉の創業者が現在地に移築。六戸町が、2009年から昨年12月まで町文化財に指定していた。

 新紙幣の顔となることを知った同町教育委員会の瀧口孝之教育長は「肖像の採用に驚いている。町から私邸がなくなるのは少し残念」と語った。

 町教委のある職員は「建物の中で日本の歴史がつくられた。渋沢が肖像に使われることに高揚感がある」と話した。

 一方、十和田市の北里大学獣医学部キャンパスで9日、高井伸二学部長は北里が千円札の肖像に選ばれたことについて、「日本の顔になることはありがたく、誇りに思う」と喜んだ。

 渋沢がかつて渋沢農場を開設し、同大獣医学部が立地するなど、2人にゆかりがある同市の小山田久市長は9日、「市に縁の深い方々が新紙幣の肖像に選ばれたことは、大変喜ばしく、市民にも励みになる」とコメントを出した。

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528956 0 ニュース 2019/04/10 05:00:00 2019/04/10 05:00:00 2019/04/10 05:00:00 都内への移築工事開始を前に、一般公開される「旧渋沢邸」(8日午前10時19分、星野リゾート青森屋敷地で)移築を前に一般公開される旧渋沢邸」 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/04/20190409-OYTNI50010-T.jpg?type=thumbnail

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