攻めの走り 熱狂呼ぶ

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補助員が見守る中、球体内を旋回するオートバイ
補助員が見守る中、球体内を旋回するオートバイ

 3台のオートバイがエンジン音を響かせ、直径約7メートルの鉄製の球体の内側を駆け巡る。交差する度に観客が息をのむ。人気の演目オートバイショー。「早く自分もあの場に出たい」。チームのベテラン高原謙慈さん(41)は現在けがで休演中。柏公演での復帰を目指している。

 7月の岡山公演本番中、走行中に突然エンジンが止まった。バイクごと落下し、右手首を負傷した。燃料や空気を供給する部品のトラブルだった。

 もともとオートバイ乗り。18歳の時、大阪でツーリング中に目にした赤テントに入った。爆音をとどろかせるオートバイショーの迫力に圧倒され、入団を決めた。持ち前の運動能力やモトクロス経験から、2年弱でオートバイショーに出演し、今はチームの中核となった。

 オートバイは最高速度50キロ。車体ごとに赤や青など異なる色のランプが取り付けられ、光の位置やエンジン音で互いの動きを把握する。球体の底にあるくぼみには、異変などを知らせる補助員が立つ。ショーを刷新するときは模型を使い、衝突のおそれがないか入念に調べる。

 接触するかしないか、ぎりぎりの線を攻めることで客席の反応は大きくなる。「観客の熱狂と安全性。その二つを両立させることで、ショーは初めて成功といえるのです」

39740 0 赤テントがやってくる 木下大サーカス柏公演 2018/09/04 05:00:00 2018/09/04 05:00:00 球体内を旋回するオートバイ(提供)(岡山市岡山市南区の天満屋ハピータウン岡南店で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180904-OYTAI50000-T.jpg?type=thumbnail

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