IoTでイチゴ栽培…NTT東日本など実験

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生育ぶり動画で…CO 濃度可視化

二酸化炭素の濃度などを計測する装置を紹介する担当者ら(21日、山武市で)=加瀬部将嗣撮影
二酸化炭素の濃度などを計測する装置を紹介する担当者ら(21日、山武市で)=加瀬部将嗣撮影

 あらゆるモノをインターネットにつなぐ「IoT」技術を活用し、イチゴの収量増や品質向上を目指す実証実験が、県内屈指のイチゴ産地の山武市内で行われている。設備を管理するNTT東日本千葉事業部などが21日、報道陣に公開した。

 同事業部によると、実験は昨年10月、同市早船で「さちのか」を中心に10品種を育てている「小手苺おていちご園」で始まった。ビニールハウス内に温度や湿度、二酸化炭素の濃度などを計測する装置や、生育ぶりを動画で撮影するカメラを1台ずつ設置。通信技術でハウス内の状況を遠隔から確認でき、情報を保存できる仕組みだ。

 新設備で特に活用が期待されるのは、二酸化炭素の濃度を定点観測できる点。植物が密集するハウス内は大気中に比べて二酸化炭素が足りないため、各農家は経験や勘に頼りながら、炭酸ガスの発生装置で補って光合成を促進している。濃度の情報が可視化されることで、どのタイミングで装置を使えば良いか判断でき、実際に従来以上に大きな粒に育っているという。

 同事業部は県山武農業事務所とも連携して実験を進めている。こうした知見を他の農家にも広めていきたい考えで、担当者は「農家の所得向上にも貢献できれば」と期待している。

63335 0 ニュース 2019/01/22 05:00:00 2019/01/23 11:08:33 2019/01/23 11:08:33 二酸化炭素の濃度などを計測する装置を紹介する担当者ら(21日午後1時35分、山武市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20190122-OYTNI50021-T.jpg?type=thumbnail

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