武漢との貨物臨時便運航 ANAカーゴ
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ANAホールディングス傘下で航空貨物輸送を手がけるANAカーゴが19日、成田空港と中国・武漢を結ぶ貨物臨時便の運航を始めた=写真=。ANAグループによる武漢便の運航は、今年2月に現地の日本人を帰国させた政府チャーター機以来、約3か月ぶり。
ANAによると、武漢での新型コロナウイルス感染拡大を受け、日本国内と武漢を結ぶ旅客便は1月から運休している。武漢の都市封鎖は4月に解除され、工場なども再開した。マスクなど貨物輸送の需要が高まっていることから、ANAカーゴは週3往復の臨時便の運航を決めた。
第1便は19日昼、成田から武漢へ出発。武漢でマスクや電子機器を積んで、同日夜に成田に到着した。同社の担当者は「旅客便の運休は続いているが、貨物の需要に対応していきたい」と話した。
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