「勝浦に活気」地元喜び

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従業員らはフェースシールドをつけて宿泊客を迎えた(3日、勝浦ホテル三日月で)
従業員らはフェースシールドをつけて宿泊客を迎えた(3日、勝浦ホテル三日月で)

 新型コロナウイルスの影響で2度の休業を余儀なくされ、3日に営業を再開した勝浦市墨名の「勝浦ホテル三日月」。感染防止のための独自の運用指針を作るなど、万全の対策を取っての再出発となった。初日は空室が目立ったが、ホテルを応援したいと、待ちわびた宿泊客らが訪れた。(大里尚徳)

 3日午後、夫婦でチェックインした東京都西東京市の主婦、林良江さん(60)は「外出自粛が明けて初の遠出。(中国・武漢からの)帰国者受け入れの経験から、より一層徹底した対策が期待できるので、泊まるならここと決めていた。安心して楽しみたい」と話した。地元の漁師らも「三日月が再開してこそ勝浦に活気が戻ってくる」と喜んだ。

 ホテルには1月29日~2月13日、武漢から帰国した191人が経過観察のため滞在した。帰宅後に消毒などを徹底し、3月1日に営業を再開したが、4月7日の緊急事態宣言を受けて再び休業すると、ホテルの幹部は「明確な感染防止マニュアルと、従業員の感染予防のスキルが不可欠だと感じた」と語る。

 ホテル独自の運用指針の作成に着手し、鴨川市の亀田総合病院には、館内の構造や従業員の動線などから、医学的観点での改善案をアドバイスしてもらった。指針は6月上旬に全従業員に示され、各職場で具体的な対策を練り上げていった。

 調理場や食事会場を担当する調理主任の照岡久さん(42)は「会場に案内する人数や時間帯を分けるなど、一つ一つの対策に落とし込むのが大変だった」と語る。これまでバイキング中心だったが部屋食を取り入れ、会場も一度に人が押し寄せないよう入れ替え制にした。

 接客を担当する木内麻実さん(24)は、客室に案内する際、以前は宿泊客と一緒にエレベーターに乗っていたが、密になるのを避けるため、宿泊客が降りる階にあらかじめ別の従業員が待機し、案内する方法に変えたと説明。「これまでのやり方を一から見直すことで不安が解消でき、自信を持って接客できる」と語った。

 ホテル企画室の高橋司室長(40)は「いち早く感染対策の現場に触れた経験が、その後に生きている。全従業員がお客様を守れると自負しており、安心して来館してほしい」と話した。

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1318564 0 ニュース 2020/07/04 05:00:00 2020/07/04 05:00:00 2020/07/04 05:00:00 客の来館を迎える従業員ら(3日、勝浦ホテル三日月で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/07/20200703-OYTNI50023-T.jpg?type=thumbnail

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