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外国人らに学びの場を 夜間中学設置動き本格化 千葉市教委

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自主夜間中学で日本語の指導を受ける丁さん(左)。公立校の開設を望んでいる(千葉市美浜区で)
自主夜間中学で日本語の指導を受ける丁さん(左)。公立校の開設を望んでいる(千葉市美浜区で)

 千葉市教育委員会は、義務教育を修了していない人たちが通う夜間中学の設置に向け、本格的に動き出した。母国で十分に教育を受けていない外国人や不登校のまま卒業するなどした15歳以上を対象とする予定。公立では、市川、松戸市に次いで県内3例目となる。(池田寛樹)

 2016年12月に夜間中学の設置を促す教育機会確保法が成立し、全国各地で開設の動きが出ている。かつては戦後の混乱期に学校に通えなかった人たちが、中学課程の授業を受けることが多かった夜間中学。最近では国内で働く外国人材が増え、「生徒」は若い外国人が目立つようになった。千葉市でも外国籍の住民は今年10月時点で2万7942人と、10年間で約5000人増えた。

 市教委が公共施設などで8~9月に行ったアンケートでは、484人のうち478人(99%)が「市内に公立夜間中学があったらよい」と回答。理由(複数回答)は「学び直しの機会が多くあるとよい」(409人)、「日本語を学びたい(学んでほしい)」(284人)などが挙がった。

 同市美浜区のコミュニティーセンターでは週1回、ボランティアによる自主夜間中学が開かれている。外国籍や不登校だった若者ら15~20人が、千葉大の元准教授や中学の元教諭の指導を受けている。

 運営に携わる元市議の竹内悦子さん(74)は「私たちでは週1回が精いっぱい。いろんな境遇の人が日本で生活する上で必要なことを学べる場が身近にできてほしい」と話した。ホテルで働きながら通う中国籍の丁旭ていしゅうさん(17)は「(公立ができるなら)行きたい。日本語を勉強して日本で仕事したい」と期待した。

 松戸市教委は19年4月、廃校舎に夜間中学を設置。今年度はブラジルなど外国籍7人を含む20人(16歳~70歳代)が平日約3時間半、学んでいる。週8コマ日本語を学ぶコースもある。

 千葉市教委は検討委員会を作り、開設場所や学習内容などの議論を行っている。松戸市などの先行事例も参考にし、担当者は「ニーズは高いので早期の開設を目指したい」としている。

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