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千葉市動物公園(若葉区)で6月2日、サバンナシマウマの展示が始まる。アフリカの平原をイメージした人気エリア「平原ゾーン」で紹介する動物が出そろい、フルオープンする形となる。
サバンナシマウマは体長200~240センチ、体重230~270キロで、シマウマの中では小柄。黒いしま模様の幅が広く、しまの数自体が少ないのが特徴だ。
新たに公開されるのは、静岡県の富士サファリパークから今年1月に移ってきたパール(雌、5歳)とルビー(雌、3歳)のほか、パールが園で2月に出産したフジ(雄、0歳)。当面はパールとフジの親子を展示し、状況を見ながらルビーも公開する。
園は2014年、集客力アップを目指し、動物の生息環境などに合わせて展示エリアを再編する構想を発表した。一昨年にチーターやハイエナが公開された「平原ゾーン」では、昨年5月に準備を進めていたシマウマの展示を経て、エリア整備が完了する予定だったが、他の動物園から迎えられたシマウマが公開前に展示場のフェンスに激突して死んだ。
園の広報担当者は「ようやくサバンナシマウマの展示が始まる。園内にいる他の種類のシマウマとの違いを楽しんでほしい」と呼びかけている。
6月2日に公開が始まるパール(右)とフジの親子(千葉市動物公園提供)