「夕焼け小焼け」継続へ 富津市終了方針撤回

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「夕焼け小焼け」の放送終了を伝えた「広報ふっつ」6月号
「夕焼け小焼け」の放送終了を伝えた「広報ふっつ」6月号

 富津市が夕方に防災行政無線を通じて流す童謡「夕焼け小焼け」を6月末で終了する方針を打ち出したところ、「やめないで」との要望が相次ぎ、一転して継続を決めた。終了の方針は、児童らに帰宅を促す放送が30分前から1時間前に流れることから、「うるさい」との声が出ていたため。しかし、「農作業を終える目安になる」との意見が多く寄せられ、方針を変更した。

 多くの市町村で夕方の決まった時刻にチャイムを流すのは、防災行政無線が正常に作動することを点検するためだ。富津市では正午にチャイム、午後6時(10~2月は午後5時)に「夕焼け小焼け」を放送している。

 児童らに帰宅を促す「子どもたちの見守りに関するお知らせ」は、市教育委員会が防災行政無線を使って流す。富津市では、3~9月は午後5時、10月と2月は午後4時半、11~1月は午後4時に流している。

 10月と2月は「見守りのお知らせ」と「夕焼け小焼け」が30分間隔で流れる。防災行政無線のスピーカーに近い住民からは、「短時間で2回の放送は多い」といった声が上がっていた。市は「深夜勤務などで夕方に寝ている人が少なくない。見守りのお知らせが点検の替わりになる」として、「広報ふっつ」6月号などで「夕焼け小焼け」は6月30日で終了すると伝えた。

 これに対し、市民からは「残して」とのメールや電話が20日までに計15件寄せられた。市防災安全課によると、「あのメロディーで時刻がわかり、農作業などを終える目安になる」といった意見が多かったという。

 このため、市は方針を再検討し、7月1日からは午後5時(10~2月は午後4時)に「夕焼け小焼け」の後、「見守りのお知らせ」を続けて流すことにした。市防災安全課の担当者は「親しまれている『夕焼け小焼け』も継続するうえに夕方の放送を1回減らせたことで、多くの市民の意向に沿える」としている。

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