街頭演説「暑い」戦い 聴衆にも気遣い

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帽子をかぶったり、扇風機を使ったりしながら演説に耳を傾ける有権者ら(3日午後、市川市内で)=貝塚麟太郎撮影
帽子をかぶったり、扇風機を使ったりしながら演説に耳を傾ける有権者ら(3日午後、市川市内で)=貝塚麟太郎撮影
熱中症対策で帽子をかぶって演説する候補者(6月29日、佐倉市で)
熱中症対策で帽子をかぶって演説する候補者(6月29日、佐倉市で)
クーラーボックスにはスポーツドリンクや凍ったおしぼりが詰められている(6月29日、佐倉市で)
クーラーボックスにはスポーツドリンクや凍ったおしぼりが詰められている(6月29日、佐倉市で)

 梅雨明けが早まり、連日の猛暑が続く中、参院選千葉選挙区(改選定数3)の各陣営は熱中症を防ごうと、暑さ対策に力を入れている。集まった聴衆の体調を気遣いつつ、凍らせたおしぼりで汗を拭ったり、つばの広い帽子をかぶったりという対策を取る。「ラストサンデー」となった3日も、候補者たちは暑さの中、街頭で支持を訴え続けた。

 3日昼過ぎ、来県した元首相を見ようと駅前ロータリーに集まった聴衆に、別の応援弁士が呼びかけた。「もし体調が悪くなったらすぐに言ってください。救護車を用意しているので遠慮なく使ってください」

 陣営からは、「日差しが強くなってきました。どうか水分補給を忘れずに」と注意を促すアナウンスが響く。聴衆は小型の扇風機や扇子を手に、候補者の訴えに耳を傾けていた。

 ある新人候補の陣営では、栄養ドリンクなどの飲み物を冷やしたクーラーボックスを常に持ち歩いている。候補者のみならず、選挙戦を支えるスタッフも自由に飲めるようにして、体力の消耗を防ぐ狙いだ。

 政府は5月、屋外で距離が取れる場合などはマスクをする必要がないとの見解を示した。だが、多くの候補者は新型コロナウイルス対策に配慮し、グータッチなどの際にはマスクを着けている。陣営関係者は、「炎天下でマスクを着けて飛び回ると体力が削られて正直つらいが、有権者からの印象も気になり、仕方ない」と打ち明ける。

 他の陣営では、凍らせたおしぼりやかち割り氷を用意し、街頭では候補者がつばの広い帽子をかぶるようにした。マスクに加えて帽子をかぶると、表情が伝わりにくいのがネックだが、周囲は「暑さで体調を崩してしまっては元も子もない」と心配する。

 遊説に使う選挙カーは、通行人に手を振るために窓を開けっ放しにしており、冷房がほとんど利かない。あまりの暑さに、車内に小型の扇風機を新たに二つ設置した。

 別の候補者は、冷却効果のあるタオルを購入したことをSNSに投稿し、動画で「人生で一回も使ったことがなかったが、体調不良を克服するためです。効果は100点満点」と笑顔を見せた。

 10日の投開票まで、県内では暑さが続くとみられる。火花を散らす各陣営は、猛暑との戦いも強いられそうだ。

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3136644 0 ニュース 2022/07/04 05:00:00 2022/07/04 05:00:00 2022/07/04 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/07/20220703-OYTNI50033-T.jpg?type=thumbnail

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