東邦ガス「燃料も脱炭素」 増田社長 メタネーション実用化へ

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インタビューに応じる東邦ガスの増田信之社長
インタビューに応じる東邦ガスの増田信之社長

 東邦ガス社長に28日就任した増田信之氏(59)が読売新聞のインタビューに応じ、2030年頃までに水素と二酸化炭素(CO2)からメタンを作り出す「メタネーション」技術を活用したガス燃料の供給を始める計画を明らかにした。

 増田社長は、脱炭素への取り組みとして「液化天然ガス(LNG)を燃料に使うのが合理的だが、これだけでは足りない。燃料自体を脱炭素化する」と述べた。

 メタネーションの実用化には、原料となる水素が大量に必要になる。「安価な水素を確保するとともに、排ガスからCO2を回収する技術が必要だ」と強調した。水素で走る燃料電池車などの普及に応じた水素供給網の構築を進め、大気中からCO2を回収する技術を数年後に確立する。

 東邦ガスは来年4月、都市ガスを供給する導管事業を分社化する。「分社化すると、人事や財務機能などの非効率なところが出てくるが、そういったデメリットを少なくする」と述べた。

 電気・ガス販売で中部電力などと価格カルテルを結んだ疑いで公正取引委員会が立ち入り検査を行った問題については「調査中で詳しい内容をお答えできないが、結果次第でしかるべき対応を取る」と述べた。

 所有する名古屋市港区の再開発エリアで21年度以降の開業を目指す職業体験テーマパーク「キッザニア」について、「間違いなく21年度(の開業)は無理。先方(の運営会社)が内容や開業時期を検討している」と話した。

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2165580 0 東海けいざい一般記事 2021/06/30 05:00:00 2021/06/30 05:00:00 インタビューに応じる東邦ガスの増田信之社長 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210629-OYTAI50012-T.jpg?type=thumbnail

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