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JR東海は1日、在来線特急「ひだ」に新型車両「HC85系」を導入し、名古屋駅で出発式を行った。
午前7時43分、榊原篤・名古屋駅長が「特急ひだ1号」の出発合図を行い、ホームに集まった大勢の鉄道ファンらが写真を撮ったり、見送ったりしていた。
金子慎社長は「(「ひだ」が向かう)飛騨高山方面の旅行はずっと落ち込んでいたが、HC85系(導入)を契機に、たくさんのお客様に旅行を楽しんでほしい」と話した。
HC85系は、JR東海が「ひだ」に約33年ぶりに投入した新型特急車両で、同社で初めてハイブリッド方式を採用した。従来車両よりも燃費性能を35%向上させ、車台の改良などでエンジン音や揺れの低減を図った。
HC85系は、名古屋―高山間の上下線4本で営業運転し、将来的には在来線特急「南紀」への導入も予定している。