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ソロ、デュオ、家族で楽しむ
東海地方を中心に活動するキャンパーたちのキャンプスタイルや楽しみ方を紹介する企画「東海CAMPers」。ユーチューブやインスタグラムで積極的に情報発信しているキャンパーならではの情報を、日曜日の紙面で随時お届けします。今回は、夫婦キャンプの様子を発信している「あちりつキャンプ」の2人が登場します。
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宿代浮かせるため
皆さん、はじめまして。岐阜県を中心にキャンプに行き、その様子をユーチューブで発信している僕「あち」と私「りつ」の夫婦キャンパーです。
今でこそ毎週のようにキャンプに出かける僕たちですが、きっかけは伊豆旅行でした。
数年前まで、水族館や動物園をめぐるのが共通の趣味だった僕たちは、頻繁に車で伊豆に遊びに行っていました。でも、大変なのが宿泊費。あまりに行きすぎて、宿泊費を何とか削れないか……。そう考えて始めたのがキャンプでした。
キャンプといっても、とっても簡素なものです。当時からピックアップトラックに乗っていたので、荷台に数千円で買えるような簡易テントをはり、ただ中で寝る。食事も、家から持っていったカセットコンロでお湯を沸かしてカップ麺を食べるだけ。でも、それが本当に楽しかった。
それで我慢できずに旅行中にキャンプ道具を買い足して、帰宅後すぐに近所の広場にキャンプに出かけました。それから色んな道具を調べるようになり、今では家にキャンプ道具があふれています。

ユーチューブ開始
そんな僕たちの思い出を残したいと始めたのがユーチューブでした。
スマートフォンに保存しておくとすぐに容量がいっぱいになってしまう。だったら、どこでも見られるようにユーチューブにアップしちゃえって。
最初はただの自己満足だったんですけど、少しずつ登録者数や視聴回数が増えていって、それからはキャンプを始める人にも役に立つような内容を発信することも心がけるようになりました。
夫婦それぞれ
私にとってのキャンプの最大の魅力は、旅行気分が味わえるところです。
今度あそこのお店でランチしたいから、近くのキャンプ場に行ってみようとか、あの温泉が近いからここでキャンプしようとか。いつも旅行とセットになっているんです。
僕にとっては、自分が買い集めたキャンプ道具に囲まれて過ごす時間が楽しいんですよね。やっと手に入れた自分のお気に入りの道具を眺めながら飲むビールの味は格別ですよ。

自然を満喫
最初にキャンプを始めた2019年は年間88回、翌年は100回以上キャンプに行きました。今年は妻が妊娠、出産したこともあってだいぶ少なくなりましたが、それでもお気に入りのキャンプ場である岐阜県下呂市の「奥ノ田ヒルズ」には何度も来ています。
自然が豊かで近くには滝もあり、夏場は飛び込んで泳ぐこともできて、とにかく最高です。キャンプの魅力は「非日常」を味わえること。全力で自然を満喫しています。
子どもができたので、これから僕たちのキャンプスタイルは、これまでのデュオキャンプやソロキャンプから、ファミリーキャンプに変わります。
これまで買いそろえた道具も、それにかこつけて新しいものを買えますしね。小さな子どもでも楽しく過ごせるような快適キャンプをこれからは追求していこうと思います。
【あちりつキャンプ】岐阜県美濃市在住で、精密機械エンジニアの夫「あち」と、食品会社勤務の妻「りつ」の夫婦キャンパー。ユーチューブのチャンネル登録者数は5370人(11月4日現在)。今秋には自身のキャンプギアブランド「Nature Arts」を手がけ、インターネット上で自作テーブルの販売を始めた。

オイルランタン
優しい明るさでキャンプの雰囲気をぐっと盛り上げてくれる必需品。燃料にはパラフィンオイルか灯油を使用。一般市販品のほか、リサイクルショップでビンテージものの「お宝」を見つけるのも楽しみの一つ。所持するランタンは12台。一番のお気に入りは「WINGED WHEEL」社製。