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「色ガラスの家」往時の姿

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宇和島・小西本家改修

色ガラスから光が差し込み、不思議な雰囲気を醸す小西本家の客間(宇和島市津島町で)
色ガラスから光が差し込み、不思議な雰囲気を醸す小西本家の客間(宇和島市津島町で)
改修工事が完了した小西本家(宇和島市津島町で)
改修工事が完了した小西本家(宇和島市津島町で)

 宇和島市津島町の岩松地区で、江戸後期~明治初期に豪商の離れ座敷として建てられ、客間のカラフルなガラス戸から「色ガラスの家」として知られる「小西本家」の改修工事が完了した。コロナ禍で公開は未定だが、改修を手がけた地元のNPO法人「岩松守ろう会」が歴史的な町並みを保存、再生する拠点として活用する。(山本徹)

地元NPO 歴史学ぶ場、町おこしに

 小西本家は木造2階建て延べ80平方メートル。1、2階に瀟洒しょうしゃな建具をあしらった書院造りの客間がある。特に岩松川に面した1階客間には赤や青、黄、緑の色ガラスがはめこまれ、ガラス越しに色付いた川や山々の不思議な景色を楽しめる趣向がこらされていた。

 江戸中期から小西家が酒造りや塩田開発を担い、岩松地区を発展させた歴史を伝える貴重な建物も老朽化が進み、壁や屋根は傷んで色ガラスは失われた。小西家から旧津島町に寄贈された後、宇和島市の所有となったが、放置された状態が長く続いていた。

 歴史的な町並みが廃れる状況に危機感を募らせ、地元の建築家や商店主らが岩松守ろう会を結成した。小西本家の改修には、米ニューヨークに本部があるワールド・モニュメント財団の助成が得られ、昨年7月に工事に着手。現存する柱などを活用し、約2000万円をかけて壁や屋根を修復して色ガラスも復元した。

 4月25日に予定した完成お披露目会はコロナ禍で中止となったが、岩松守ろう会はまちなみガイド部会を発足し、ここを拠点に活動を充実させる。

 メンバーの建築家岡村浩之さん(60)は「小西家を含めて地域の歴史を住民たちに伝えていきたい」と意欲を語り、事務局長を務める市文化・スポーツ課の森田浩二課長も「岩松の歴史を学ぶ場、まちづくりの拠点として活用したい」と話した。

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2053408 0 ニュース 2021/05/15 05:00:00 2021/05/15 05:00:00 2021/05/15 05:00:00 修復された小西本家の色ガラス(宇和島市津島町で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210515-OYTNI50001-T.jpg?type=thumbnail

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