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愛媛シルク 布だけじゃない

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松山にショールーム

県産ヒノキを使って弧を描くような壁に仕上げた愛媛シルクショールームで商品を説明する河合社長(松山市で)
県産ヒノキを使って弧を描くような壁に仕上げた愛媛シルクショールームで商品を説明する河合社長(松山市で)

 県産シルクの発信拠点として、松山市大街道のロープウェー商店街に「愛媛シルクショールーム」がオープンした。伝統的な布製品だけでなく、化粧品など約100種類の製品をそろえていく。運営する会社は、「愛媛シルクは県の希望」とシルクの多面的な利用をアピールして、需要拡大につなげていく。(丹下巨樹)

化粧品や食品…多面的利用発信

 「えひめ産業振興財団」(大塚岩男理事長)が補助金を活用して整備、「ユナイテッドシルク」に運営を委託した。

 県などによると、県内の養蚕農家は、1930年には約5万6000戸を数えた。特に西予市の「伊予生糸いと」は、気品のある光沢、ふんわりと柔らかい風合いの高品質で、全国に知られていたが、その後、化学繊維の普及などで全国的に生産量が激減。現在、県内には西予、大洲市に、計7戸の養蚕農家しか残っていないという。

 松山城近くのショールームは、「まゆに包まれてシルクを体感する」をコンセプトとした。県産のひめひのき約500本と端材を活用して、弧を描くような壁に仕上げた。

 同社によると、繭から生糸になるのは17%だけだといい、従来は捨てられていたものを活用して、高付加価値商品の開発に取り組んでいるという。

 着目したのは、シルクから抽出された「フィブロイン」。保湿性が高い成分が含まれていることから、美容製品「SILMORE(シルモア)」のブランドで、独自に開発したシャンプーや石けんなどを販売する。

 他にも、シルクパウダーを使ってしっとり、もちもちとした食感が魅力のパンなどの食品やストールなどの製品も販売していく。

 河合崇社長(47)は「シルクには可能性があり、使い方次第で何にでもなることを示したい。愛媛シルクで未来を作っていきたい」と意気込んだ。

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2113366 0 ニュース 2021/06/10 05:00:00 2021/06/10 05:00:00 2021/06/10 05:00:00 1日に開業した「愛媛シルクショールーム」の魅力を話す河合社長(2日、松山市で)=丹下巨樹撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210609-OYTNI50056-T.jpg?type=thumbnail

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