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豪雨の教訓 児童が学ぶ

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西予で防災プログラム

 2018年7月の西日本豪雨から3年を前に、大きな被害を受けた西予市野村町で、市が昨年に開設した「災害伝承展示室」を活用し、被災の教訓を若い世代に伝える防災教育プログラムが始まった。10、11日には地元の市立野村小学校の6年生が展示室で災害語り部から話を聞き、仮想現実(VR)機器の立体的な動画で町が浸水する様子を体験した。(栢野ななせ)

町浸水の様子 VRで体験

 市は今年度、愛媛大などと連携し、市内の小中学生を対象に独自の防災教育プログラムを開始。被災の教訓を伝えることで防災・減災の意識を育んでもらい、災害に強い人材育成、まちづくりにつなげる狙いだ。

 乙亥おとい会館内にある災害伝承展示室の見学を「必須学習」とし、13種類の「選択学習」から希望する内容を組み合わせて受講する。選択学習は「地図から読み解く減災講座」や「防災キャンプ」、「マイタイムラインを作ろう」など幅広く災害を学べる内容とした。

 コロナ禍で休館していた乙亥会館が再開し、野村小の6年生約60人が10、11日に分かれ、初めてプログラムを受けた。

 展示室では、被災時に濁流にのまれた野村町内の橋や道路の写真などを見学。市民団体「語り部018のむら」のメンバーから約7500人のボランティアが復興支援で訪れたことなどを聞き、児童は真剣な表情でメモを取った。

 また、VR用のゴーグルを装着し、橋の上に立った視点で徐々に浸水する状況を体験。児童は「危ない」と驚きの声を上げ、市職員の「早めの避難が大切」という説明にうなずいた。

 佐々木櫂君(11)は「川があふれて一瞬で町が水につかり、びっくりした。非常用バッグを用意して高い所に逃げるようにしたい」と語り、須崎杏奈さん(11)は「通っていた保育園が水につかった写真を見て怖かった。すぐに避難できる方法を考えたい」と話した。

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