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愛南町ぎょしょく普及推進協
駆除や養殖 ゲーム感覚で

愛南町ぎょしょく普及推進協議会は、地産のブロッコリーや愛南ゴールド(河内
愛南町の沿岸ではウニの一種「ガンガゼ」が増え、海藻類を食べ尽くす「磯焼け」の原因になる一方、身が少なく、苦みやえぐみもあって食用には適さない。そこで、町や愛媛大がブロッコリーや愛南ゴールドの廃棄部分を与えて養殖したところ、身入りや甘みが増し、「ウニッコリー」として売り出している。
アプリは、こうした経緯を子どもたちに伝え、海の環境問題について考えてもらおうと、元プログラマーで町水産課課長補佐の清水貴光さん(50)が開発した。
オリジナルキャラクター「ぎょレンジャー」の指導に従って指で画面をなぞることで、ウニの駆除や養殖をゲーム感覚で楽しめる。藻場や湿地などに炭素が蓄積され、「海の森」とも言われる「ブルーカーボン」も図解している。
これまでに魚のさばき方を学べるアプリを手がけた清水さんは「コロナ禍が収束したら学校で出前授業を行いたい」と話した。
アンドロイドのみ対応。アプリストア「グーグルプレイ」で無料ダウンロードできる。