反射材着こなし術 脚光

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反射前
反射前
反射後。光を当てると反射材付きの服を着ていたとわかる(いずれも県提供)
反射後。光を当てると反射材付きの服を着ていたとわかる(いずれも県提供)

県 事故防止へ利用促進PR

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で今春、交通安全教室などの啓発活動を十分実施できなかったことを受け、県は、リフレクター(反射材)の利用促進で事故防止を目指す新たなキャンペーンを始めた。「おしゃれじゃない」として反射材が敬遠されがちな点に着目し、家族に見立てたマネキン4体を使って普段着同然の“着こなし”を紹介。キャッチコピーも「光ってこそ、人生。」とユニークで、PR効果に期待が寄せられている。(今村真樹)

 県内では、3月下旬以降、感染が急速に拡大。交通安全教室など多くの人が集まる催し・行事などは次々と取りやめとなり、春の交通安全県民運動期間(4月6~15日)にもチラシ配りなどができなかった。外出自粛などの影響もあって、今年の県内の交通事故死者数(6月7日現在)は12人で前年同時期と比べて3人減だが、ただ、高齢者は10人と2人増えているという。

 県や県警ではこれまで、夜間にドライバーが見つけやすくなる反射材付きのリストバンドやたすきを配って啓発してきたが、「デザイン性が高くない物が多いためか、利用率は今一つ」(県民安全課)。一方、ジョギングブームの影響などを受け、市場には反射材付きの服や靴といった商品が増えており、「おしゃれな着用法を提案することで利用を促そう」と企画した。

 性別・年齢に応じた着こなしを紹介するため「家族」との設定にし、様々な場所に設置してPRするためにモデルではなくマネキンを採用。いずれも一見普段の服装だが、「父親」はネクタイやジャケット、「祖父」は帽子やつえに反射材が用いられている。また、「母親」と「息子」の上衣は無地のようだが、光を当てると反射材が格子模様などにつけられているのがわかる。

 県では今後、イベント会場などに「家族」のマネキンを並べ、カメラのフラッシュなどの光を当てて反射材の効果を実感してもらうほか、ラジオでは「家族」の設定をいかしたドラマ仕立てのCMを放送し、インスタグラムなどSNSでも発信していくとしている。

 県民安全課の担当者は「デザイン性に優れたスポーツウェアなどが次々と登場しており、交通事故から身を守れて、かつおしゃれという服がたくさんある。『家族』を活用して反射材の利用を浸透させ、事故を一件でも減らしたい」としている。

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1296716 0 ニュース 2020/06/24 05:00:00 2020/06/24 05:00:00 2020/06/24 05:00:00 県の新たな交通安全啓発キャンペーンのポスター。反射材付きの服を着たマネキンを使用している(県提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/06/20200623-OYTNI50013-T.jpg?type=thumbnail

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