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小型機 福井空港発着

県の補助を受けて利用できる小型ジェット機=県提供
県の補助を受けて利用できる小型ジェット機=県提供
小型ジェット機の客席=県提供
小型ジェット機の客席=県提供

 県は、福井空港(坂井市)の利用促進のため、県内企業を対象に今年度から、小型ジェット機によるチャーター便の費用を補助する事業を始めた。福井空港と目的地との運航経費の半額を補助するなどの内容で、新型コロナウイルスの感染拡大の中でも、不特定多数との接触を避けられる移動手段として需要を見込む。県は「感染を気にせず、素早い移動で新たなビジネスチャンスをつかんでほしい」と利用を呼びかける。(長沢勇貴)

企業向け 接触少なさ利点

 福井空港は1966年に開港。一時は羽田便が就航したが、滑走路の長さは1200メートルと短く、ジェット機に対応できなかったため利用客が減少。76年以降は定期便が途絶えた。現在は、県防災ヘリや県警ヘリが拠点を置くほか、大学航空部のグライダーの練習にも利用されている。

 空港の利活用を検討していた県は、感染拡大の中、地方の定期航空便が減っていることなどから、地方都市間の利用を想定した企業向け小型ジェット機のチャーター便に着目した。

 福井空港は定期便がないため、希望する時間帯に離着陸できる。また、保安検査から搭乗まで約10分で済むほか、関係者のみでの移動となるため、不特定多数と接触しないことが利点だ。移動時間が陸上交通と比べて大幅に短縮されることから、県内企業のビジネスチャンスを生み出すことも期待される。

 県は2021年度当初予算に事業の関連費用約1500万円を計上。県内企業が対象で、機体を福井空港まで回送する費用の全額、目的地への運航経費の半額を補助する。運航は岡山県の民間航空会社が担う。

 例えば、福井空港と仙台空港(宮城県)を往復する場合、約120万円かかるところを、補助により負担は約40万円に抑えられる。片道の移動時間は、新幹線などを利用した場合の4時間以上から約1時間にまで短縮されるという。

 3月中旬には、県内3企業の関係者を招き、福井空港と松本空港(長野県)を往復する体験会を実施。利用者からは「松本まで30分であっという間」「揺れが少なく快適」「白山などの眺めが美しい」といった声が出た。日帰りで往復できる地域が広がることから、「宿泊や接待の費用が抑えられるメリットもあるのでは」との意見もあったという。

 県の担当者は「まずは一度、小型ジェット機の速さや快適さを体感してほしい」とした上で、「大事な商談などがあれば、移動の選択肢の一つに加えてほしい」と話す。

 問い合わせは、県港湾空港課(0776・20・0488)。

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1971848 0 ニュース 2021/04/09 05:00:00 2021/04/09 05:00:00 2021/04/09 05:00:00 県の補助を受けて利用できる小型ジェット=県提供 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210408-OYTNI50015-T.jpg?type=thumbnail

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