読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

里親制度 官民の力で推進

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

開設した窓口で相談などに応じる敷田さん(右)と水野さん(福井市で)
開設した窓口で相談などに応じる敷田さん(右)と水野さん(福井市で)

県が相談窓口開設…広報や研修 民間に委託

 虐待や親の死亡などの理由で親元で暮らせない子どもを家庭で迎え入れる「里親制度」を推進するため、県は、県総合福祉相談所(福井市光陽)に「里親相談窓口」(愛称・福さと)を開設した。広報や里親のなり手の開拓、研修などの窓口業務を民間に委託することで、遅れていた制度の普及を図るのが狙いだ。(山内浩平)

 県子ども家庭課によると、2020年度の県内で里親として登録している人は、12年度の67人から2倍近い126人に増えた。説明会の回数を増やすなどした効果が出たとみられる。

 しかし、養護が必要な児童のうち里親に委託された児童の割合「里親委託率」は、19年度で16・0%と全国平均(21・5%)を大きく下回る。大半は施設で暮らしているのが現状だ。

 窓口業務はこれまで県が担っていたが、定期的な異動で継続して里親を支援するのが難しいことなどが課題だった。

 国は2016年成立の改正児童福祉法で、子どもが家庭で育つことを目指す「家庭養育優先の原則」を明記。県は29年度までに里親委託率40%を目標に掲げており、今年度から、里親会や児童養護施設、NPOなどで作る「県家庭養護推進ネットワーク」に窓口業務を委託することにした。

 相談窓口では、児童相談所で勤務した経験のある敷田万里子さん(50)が、里親の登録前の研修や、登録後、養護施設で子どもに触れ合いながら接し方などを学ぶ研修を行い、意欲を維持してもらう。

 また、里親として3人の子どもを養育した経験のある水野敦子さん(50)が広報活動を行い、里親のなり手を開拓する。里親登録や子どもと里親家庭の選定、養育支援は、従来通り児童相談所が行う。

 7日に行われた窓口の開設式で、敷田さんは「多くの人に制度に関心を持ってもらい、気軽に話を聞きに来られる窓口にしたい」とあいさつ。水野さんは、「経験を生かして、子どもの選択肢が広がるように里親を増やす活動をしていきたい」と意気込みを語った。

 相談の受け付けは平日午前9時~午後5時。連絡先は敷田さん(080・7742・3454)、水野さん(070・4162・2093)。

恐竜親子キャラ 似合う愛称を

 窓口の開設に合わせ、県家庭養護推進ネットワークは里親制度普及イメージキャラクターの名称を募集している。

 キャラクターは「恐竜王国」の福井にちなみ、子育てをしたとされる恐竜「マイアサウラ」の親子がモチーフ。かつて児童養護施設の入所児童が描いたものを基にした。ステンドグラス風の模様は、様々な親子関係のあり方を表現している。

 同ネットワークは「親子関係をイメージさせるもので、親しみやすい名称を応募してほしい」としている。

 恐竜の親子それぞれの名前とその理由、応募者の住所、名前、年齢、電話番号をはがきに記載し、同ネットワーク(〒910・0026、福井市光陽2丁目3―36)の愛称募集係まで。締め切りは6月30日(当日消印有効)。

無断転載・複製を禁じます
2044438 0 ニュース 2021/05/12 05:00:00 2021/05/12 05:00:00 2021/05/12 05:00:00 開設した窓口で相談などに応じる敷田さん(右)と水野さん(福井市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210511-OYTNI50011-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)