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<Tоkyo2020+>ホストタウン 対応二分

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スロベニアの選手を応援するため、福井市の児童が作成した寄せ書き(福井市役所で)
スロベニアの選手を応援するため、福井市の児童が作成した寄せ書き(福井市役所で)

実施2市「コロナ対策徹底」

中止3市町「安全確保困難」

 東京五輪の開幕まで2週間余りとなった。五輪やパラリンピックで海外選手を受け入れるホストタウンに登録した県内の5自治体では対応が分かれている。新型コロナウイルスの感染対策を徹底して、受け入れる方針の市がある一方で、「選手団や住民の安全を確保できない」として受け入れ中止を決めた自治体もある。福井市では、5日のスロベニアのバスケットボール選手の五輪出場決定を受けて、事前合宿の受け入れ準備を本格化させる。(桑田睦子、山内浩平)

 県内でホストタウンに登録しているのは福井、敦賀、鯖江、大野の4市と越前町。 このうち、福井市ではパラリンピックに出場するスロベニアの陸上男子円盤投げのヘンリック・プランク選手(46)が8月13~23日に事前合宿を行う。感染防止のため交流事業は実施せず、市内の全小学校の児童が、両国の国旗の絵やスロベニア語の応援の言葉を寄せ書きにして、練習場に掲示する。

 五輪に出場するスロベニアの男子5人制バスケットボールチームは、7月中旬から市内で事前合宿する予定だ。

 市では、選手団や対応する市職員には期間中毎日、宿泊施設とスポーツ施設の関係者には4日ごとにPCR検査を実施。延べ540人分の検査費用などを含む補正予算を組んだ。

 市教委スポーツ課は「万全の体調で大会を迎えて活躍してもらえるように、全力でサポートしたい」としている。

 また、ポーランドのホストタウン・敦賀市は、選手が五輪の競技を終えた8月上旬頃に、1泊2日の日程で交流を計画。感染防止のため、接触を伴わない形での交流を模索している。

 一方、越前町と鯖江、大野両市は、感染防止対策の徹底や国内移動の難しさなどから、事前合宿の受け入れ中止を決めた。

 五輪のカナダ男子ホッケー選手団が事前合宿を予定していた越前町は6月、「コロナの収束が見込めず、選手団や住民の安全と健康を確保するため受け入れを断念する」と発表。

 町教委スポーツ振興課は「感染リスクを考えると断念せざるを得ない」とする。

 五輪の中国体操チームが合宿予定だった鯖江市も「選手の安全確保を考えると、万全な体制で受け入れるには困難が予想される」として中止を決定。パブリックビューイングを開催して中国選手を応援することを検討している。

【ホストタウン】 東京五輪・パラリンピックに参加する外国選手を全国の自治体で迎え入れ、参加国・地域との人的、経済的、文化的な相互交流を図る制度。事前合宿以外に、大会後に訪問してもらう「事後交流」などもある。

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2184502 0 ニュース 2021/07/07 05:00:00 2021/07/07 05:00:00 2021/07/07 05:00:00 スロベニアの選手を応援するため、児童が寄せた寄せ書き(福井市役所で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210706-OYTNI50014-T.jpg?type=thumbnail

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