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「お巡りさん」電話 還付金詐欺防げ

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地域の高齢者宅に

 介護保険料や税金の還付があると偽って金をだまし取る「還付金詐欺」を防ごうと、県警は交番の「お巡りさん」が地域の高齢者宅に1軒ずつ電話をかけ、注意を呼びかける電話作戦に乗り出した。昨年は被害がなかったが、今年になって不審電話とともに被害が相次いでいる。地域に密着する交番の強みを生かして、高齢者らをつけ狙う犯罪の撲滅を目指す。(山内浩平)

 「同じ世代の方が、電話で詐欺被害に遭うケースが増えています。気をつけてくださいね」。福井署米松交番(福井市米松)で8月末、生田帆波巡査(22)が、電話でお年寄りに丁寧に話しかけた。

 生田巡査は、還付金詐欺の手口について、▽「市職員」を名乗る人が「お金が返ってくる」と誘う▽銀行のATM(現金自動預け払い機)に誘導し、携帯電話で指示して振り込ませる――などと説明。「こんな電話がかかってきたら、110番してくださいね」と注意を促した。

 県警によると、県内では昨年、還付金詐欺の被害が1件もなかったが、今年3月に不審電話が急増。これに伴い、被害も3~4月に6件発生した。その後、落ち着いたが、7月から不審電話が再び増加。8月には、60歳代後半の女性3人がそれぞれ約80万~134万円をだまし取られた。不審電話の大半は「050」で始まる番号だという。

 電話作戦に乗り出したのは8月末から。訪問せず電話するのは、被害に遭いやすい住民に重点的に注意を呼びかけるためだ。被害のきっかけは不審電話を取ってしまうことで、見ず知らずの交番からの電話に出る人は、不審電話にも出る恐れがある、というわけだ。電話で直接説明することで、記憶に鮮明に残してもらえるという効果も期待する。

 県警生活安全企画課の永田浩之・犯罪防止対策室長は、「地道な取り組みだが、被害撲滅のために住民に寄り添い、粘り強く取り組みたい」と話している。

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