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自然保護センターなど あすから展示
宇宙航空研究開発機構(
月以外の天体表面から10年に初めてサンプルを持ち帰った初代「はやぶさ」が地球に帰還した6月13日の「はやぶさの日」にちなみ、JAXAが拠点を置く相模原市などが企画。全国200近い施設でレプリカを公開する催しに、県が応募していた。
初代はやぶさは、小惑星「イトカワ」から微粒子を史上初めて採取した。通信途絶やエンジントラブルなどに見舞われながらも、7年かけて往復約60億キロ・メートルの旅路を経て奇跡的に帰還。映画化もされた。
後継のはやぶさ2は、地球と火星の間を通るリュウグウから砂や石を採取。地球に持ち帰った後、生命の源となるアミノ酸が検出されたことが判明した。
自然保護センターでは7月3日までの土・日曜に、実物大(長さ8・6ミリ)と10倍のレプリカを展示。同センターで撮影されたはやぶさ2の光跡を捉えた写真などを並べる。
年縞博物館では同25日まで、レプリカのほか、リュウグウの立体模型、
県の担当者は「日本が誇る宇宙開発プロジェクトの成果を通して、宇宙や先端科学の魅力に触れてほしい」と話している。