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福井大に「コンシェルジュ」
参院選で学生らに投票を促すため、福井市と市民団体「市明るい選挙推進協議会」は20日、選挙に関する学生らの疑問に相談員「選挙コンシェルジュ」が答える活動を福井大文京キャンパス(福井市)で始めた。
18歳選挙権が導入された2016年の参院選から取り組んでおり、協議会メンバーらがボランティアで務めている。
この日、キャンパス内の食堂でコンシェルジュ2人が、県外出身で住民票を福井に移していない学生に、投票用紙を出身地から取り寄せる「不在者投票制度」を紹介。投票したことがないという学生から「投票所に入りづらい」と相談されると、「大学内に期日前投票所ができる。学生スタッフもいるので、気軽に訪れて」と応じていた。
同キャンパスでは21日まで実施。22、23日には福井工大福井キャンパス(福井市)で行われる。
協議会の伊藤昌継会長は「社会的な責任を果たすため、学生には選挙で意思表示をしてほしい」と呼びかけている。