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並行在来線 福井市が検討会議
2024年春の北陸新幹線金沢―敦賀間延伸に伴ってJR西日本から経営分離される県内の並行在来線(現・JR北陸線)について、福井市が市内の新駅に関する検討会議を設けた。
新駅は福井―森田駅間での設置が検討されており、福井駅側から順に〈1〉開発踏切付近〈2〉大願寺地下道付近〈3〉近町踏切付近――の3か所が候補地となっている。
検討会議は大学教授のほか、交通事業者や福井商工会議所、県高校PTA連合会の代表らで構成。メンバーは6月30日、各候補地を視察し、市の担当者から周辺環境などの説明を受けた。続いて開いた第1回会議では、先行事例として「えちごトキめき鉄道」(新潟県上越市)の担当者が現状を報告した。
市は今月中に沿線の利用者ら1500人にアンケートを実施し、検討材料とする。年内に会議として候補地を絞り込み、来年3月までに並行在来線会社「ハピラインふくい」に提案するとしている。