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    水素トラック走行実験 天神など 公道では全国初

    • 公道を走行するFCVのトラック
      公道を走行するFCVのトラック

     走行時に二酸化炭素などを出さないことから「究極のエコカー」とされる燃料電池車(FCV)のトラックが公道を走行する実証実験が10日、福岡市・天神を中心に始まった。同市などが12月末まで実施し、燃費や走行時の音、ドライバーの乗り心地を確かめ、実用化や技術の応用につなげる。市などによると、FCVトラックが公道を走るのは全国初という。

     FCVの乗用車は市販されているが、トラックは開発が遅れている。今回の車両は車の研究開発会社「東京アールアンドデー」(東京)が手がけ、ディーゼルトラックを改造し、高圧水素タンクや燃料電池、駆動用モーターを搭載。積載量は2トンで、水素は最大4キロを充填じゅうてんでき、航続距離は150キロ、最高速度は時速105キロという。

     運送会社「天神地区共同輸送」(福岡市)が運行し、オフィスへの書類や資材の配達などに使用する。初日に運転した古道茂さん(66)は「エンジン音がなく静かで、振動も少なく、乗り心地がいい」と話した。

     同市によると、市内で普及しているFCVは約50台で、市内の水素ステーションは民間や移動型を含めて4か所。実証実験では、下水処理の工程で製造した水素を使う。

    2018年10月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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