建築確認行わず30年使用 鞍手町の石炭資料展示場

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 鞍手町は20日、1990年に開館した同町小牧の石炭資料展示場について、建築確認の手続きが行われていなかったことを明らかにした。建築基準法に違反したまま約30年にわたって使用されており、町は19日から展示場を休館にした。今後、施設を解体する方針。

 展示場に使われている施設は、町が87年度に駐車場を整備した際、土砂崩れを防ぐための構造物として建設された。長さ40メートル、幅6メートル、高さ4メートルのコンクリート製の直方体で、内部が空洞になっている。90年3月、三菱鉱業高島炭鉱(長崎県)から譲り受けた石炭資料の展示場として利用を始めた。

 その後、立地場所が町役場の新庁舎建設予定地に含まれたため、町はいったん展示場の建て替えを決めたが、昨年9月の町長選で当選した岡崎邦博町長は存続させる方針を打ち出した。それに伴い、町が今月上旬、県直方県土整備事務所に問い合わせたところ、「建築確認の対象」との指摘を受けたという。

 20日に開かれた町議会の新庁舎建設特別委員会で、岡崎町長は「閉鎖して解体する」と表明。町教委の担当者は取材に対し、「構造物として建設された経緯から、建築確認の手続きは必要ないと考えていた」と話した。

 また、岡崎町長は特別委で、新庁舎の完成に伴い廃止する方針だった町総合福祉センター「くらじのさと」を存続させる考えを示した。「年間約6万人の利用があり、廃止すれば町民の反発を招く」と述べた。

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