五輪映画復元 困難の連続 福岡在住英国人あす講演

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 国際オリンピック委員会(IOC)側の依頼を受け、25年間、五輪の記録映画の復元事業に携わった福岡市在住の英国人、エイドリアン・ウッドさん(64)=写真=が9日午後2時から、福岡市早良区の市総合図書館で特別講演する。復元の苦労や記録映画の意義などを聞いた。(江口武志)

 ――作業の内容は。

 「記録映画のフィルムは各国の組織委などが著作権を持っており、管理状態はまちまちだった。素材を集めるため、各国を訪ねた」

 ――事業への参加を呼びかけられた時の気持ち。

 「リストに市川崑や、1936年のベルリン大会を取り上げた『民族の祭典』『美の祭典』のレニ・リーフェンシュタールら著名な監督名が並び、わくわくした」

 ――復元で苦労した点。

 「28年サンモリッツ大会の素材を探す際、ドイツ語版のタイトルが間違っていて発見に時間がかかったなど、素材集めは困難の連続だった」

 ――記録映画の意義は。

 「スポーツの歴史だけではなく服装や撮影機材などを通して歴史や風俗、技術や政治の変遷をも見て取ることができ、貴重な時代の証言者といえる」

 市川監督が64年の東京五輪をテーマにした「東京オリンピック」などで知られる五輪の記録映画の上映会が、同図書館で開かれている。21作品が日替わりで1、2本ずつ上映される。

 28年サンモリッツ大会から98年長野五輪までの作品で、全て日本語字幕付き。3月1日まで。観覧料は大人600円など。日程は同図書館映像ホール・シネラのホームページ(http://www.cinela.com)で確認できる。

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1043056 0 ニュース 2020/02/08 05:00:00 2020/02/08 05:00:00 2020/02/08 05:00:00 オリンピック記録映画の復元を担当するエイドリアン・ウッドさん(4日、福岡市早良区の市総合図書館で)=秋月正樹撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/02/20200207-OYTNI50024-T.jpg?type=thumbnail

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