次亜塩素酸水 無人下で噴霧 飯塚市方針

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 飯塚市は、新型コロナウイルス対策で6月に全市立小中学校29校などに導入後、国が有効性や安全性が確認されていないとする見解を示した次亜塩素酸水の霧化器について、児童生徒がいない放課後の教室などで使う方針を決めた。

 霧化器は次亜塩素酸水を霧状にして空間噴霧する。市は小中学校の全学級や保育施設で活用するため、5月に霧化器459台と次亜塩素酸水の生成装置1台などを約2580万円で購入した。しかし、文部科学省が「新型コロナへの有効性や安全性が明確になっていない」として、有人空間で噴霧しないよう求めたため、使用を見合わせていた。

 その後、経済産業省などが6月下旬、次亜塩素酸水は一定の濃度や条件下であれば消毒に有効との見解を示したことから、市は霧化器の使用方法を検討。小中学校や保育施設に加え、図書館や各交流センターなどの公共施設で、床や壁、テーブル、ドアノブなどの除菌、消臭に使うことを決めた。

 噴霧は無人空間で1時間以内とする。次亜塩素酸水は市役所1階に設置した生成装置で作る。特に小中学校や保育施設は、学校医や学校薬剤師、嘱託医らと相談した上で使用する。

 空間噴霧については、一部の市議や市の行政アドバイザーから有効性や安全性を疑問視する声が上がっているが、市は「多くの医療機関や福祉施設で使われてきた実績を踏まえ、導入を決めた。人が吸入しないよう十分注意しながら活用していきたい」としている。

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