がん情報 カフェで学ぶ 天神のNPOなど 月1回医療セミナー

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 福岡市・天神のNPO法人「ウィッグリング・ジャパン」と、久留米市の久留米大先端がん治療研究センターが月1回、共同で開いている医療セミナー「カフェで学ぼうがんのこと」が、12月で100回目を迎える。患者や家族の支援を目的に、専門医らが最新の情報などを提供し続けている。

 ウィッグリング・ジャパンは、抗がん剤治療の副作用で髪が抜けた人に、元患者らから提供されたかつら(ウィッグ)を貸し出す活動を手がける。セミナーは2011年、研究センターの山田亮所長がウィッグリング・ジャパンの理事を務めていた縁で始まった。久留米大教授や医師らを講師に招き、がん治療の情報や予防法などをテーマに毎月開いてきた。

 福岡市で今月18日に開かれた97回目は、患者の家族ら約10人が参加。同大文学部心理学科の津田彰教授が「がん患者の心理学」と題して、患者の心理状況が変化する仕組みについて説明した。

 がん患者と接する機会があるという久留米市のアロマセラピストの女性(43)は「患者さんの心と体を元気にするために、まずは自分のストレスをコントロールすることが大切だと学んだ」と話した。

 今後のセミナーはいずれも福岡市・天神のエルガーラオフィス6階「久留米大福岡サテライト」が会場で、10月21日が「乳がん」、11月26日は「肝臓がん」がテーマ。100回目となる12月18日は「コロナ禍のがん医療とインフルエンザ対策」をテーマに、山田所長が講師を務める。

 山田所長は「がんに関する正しい知識を伝えることで、患者の住みやすい社会の実現につなげたい」と話す。また、ウィッグリング・ジャパンは、かつらの貸し出しを始めて今年7月で10年となり、代表理事の上田あい子さん(46)は「患者が元気を取り戻す手助けをしたい」と話している。

 セミナーの参加費は1500円。かつらの貸し出しは、治療を終えたら返却する仕組みで、1個あたり年間1万円(税別)。2個目以降は1000円(同)で、3個まで借りられる。問い合わせはウィッグリング・ジャパン(092・725・6623)へ。

無断転載・複製を禁じます
1499213 0 ニュース 2020/09/25 05:00:00 2020/09/25 05:00:00 2020/09/25 05:00:00

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

新着クーポン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ