泥めんこ直方新名物に 歳時館長が手作り、販売

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野菜やお面などをかたどった「泥めんこ」
野菜やお面などをかたどった「泥めんこ」

 直方市の生涯学習施設「直方歳時館」館長の花田義朗さん(62)が、江戸時代に流行した「泥めんこ」を手作りし、土産物として歳時館と直方谷尾美術館で販売している。野菜や植物、お面などをかたどった約40種類で、「直方の新たな名物にしたい」と意気込んでいる。

 泥めんこは粘土を焼いて作り、紙のめんこのルーツとされる。離れた場所から地面の穴に投げ入れたり、地面に立てた小枝の一番近くに投げた人を勝ちにしたりする遊びがある。

 花田さんは元中学校の美術教諭。専門は油絵だが、30年ほど前から趣味で陶芸にも取り組み、カップや急須のほか、レンコンやタケノコ、ハスを題材にした作品を制作している。

 今年4月に館長に就き、「歳時館や直方のPRにつながる土産物を作れないか」と考えていた時、泥めんこが思い浮かんだ。博多人形師が作り、筥崎宮(福岡市東区)で厄よけのお守りとして販売される「博多おはじき」を参考にした。

 材料には、きめが細かくて色が白く、博多人形にも使われる粘土を使用。大きさは2~3センチで、ナスやシイタケ、カボチャなどの農作物、おかめやひょっとこ、キツネ、鬼などのお面、直方名物「成金饅頭なりきんまんじゅう」、歳時館にある倉や灯籠などを題材にしている。

 手作りの型に粘土を押し込み、型を外して自宅にある電気窯で焼いた後、アクリル絵の具で色づけして仕上げる。仕事を終えて帰宅した後、毎日のように制作しているという。

 正月用の泥めんこも試作中で、花田さんは「家の玄関などに飾ってほしい。泥めんこ作りが、多くの人が歳時館に足を運ぶきっかけになればうれしい」と話している。

 1箱に種類が異なる9個を入れた「歳時館」「幸運」「豊作」が各500円、30個入りが1500円(いずれも税込み)。問い合わせは歳時館(0949・25・2008)へ。

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1642640 0 ニュース 2020/11/21 05:00:00 2020/11/21 05:00:00 2020/11/21 05:00:00 花田館長が手作りしている泥めんこ https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/11/20201120-OYTNI50013-T.jpg?type=thumbnail

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