福岡の若手画家 作品展 大川で17日から
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福岡市の画家・中原未央さん(34)の作品展(読売新聞西部本社など後援)が17日から、大川市立清力美術館で開かれる。若手作家の作品を紹介する企画展「未来への視点シリーズ」の4回目で、3月14日まで。
中原さんは福岡市生まれで、九州産業大大学院芸術学部研究科修了。写実絵画で、確かな描写力と細部まで描き込まれた重厚な画風は、独特の世界観を感じさせる。2016年に「FACE2016 損保ジャパン日本興亜美術賞」で読売新聞社賞を受賞。17年には中央画壇の「独立展」に初出品して最高位の独立賞を受賞した。今回は、100号Sサイズの作品「Inside―T(1」や200号の大作など約60点を展示する。
一般300円、中学生以下と障害者手帳を持っている人は無料。月曜休館(祝日の場合は翌日)。2月21日午後2時からは、清力美術館で中原さんと県立美術館学芸員の藤本真帆さんによるギャラリートーク(定員10人)もある。無料だが、事前の申し込みが必要。
問い合わせは清力美術館(0944・86・6700)へ。