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献血不足 コロナで懸念 緊急事態でバス派遣中止

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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、県内で献血の不足が懸念されている。緊急事態宣言の発令で、「献血バス」の派遣が中止になるなどしているためだ。県赤十字血液センターは「コロナ禍でも献血を必要とする患者数は変わらない」として、協力を呼びかけている。

 センターによると、県内では1日あたり約600人分の献血の協力が必要。福岡、北九州両市に「献血ルーム」が計5か所あるほか、企業や大学、商業施設などに出向く献血バス数台を稼働させている。バスは400ミリ・リットルの全血献血を受け付け、1台で1日に約60人分の協力を目標にしている。

 しかし、今月7~10日は寒波の影響でバス8台分の派遣が中止され、この4日間の協力者が計画より約530人分少なくなった。さらに、13日に緊急事態宣言が発令されると、バスの派遣を予定していた企業がテレワークになるなどし、団体献血の受け入れ中止が相次いだ。

 また、11~20日には医療機関への赤血球製剤の供給量が予測を約560人分上回り、在庫が減少。現在は全ての血液型で400ミリ・リットルの献血が足りておらず、センターの担当者は「これまでにない状況だ」と危機感を募らせる。献血量が確保できない場合、全国の他地域から融通してもらうことがあるが、今は新型コロナの影響で全国的に不足しているという。

 こうした状況を受け、センターは連日、バスの派遣先として企業などに受け入れを要請している。

 「採血業」は緊急事態宣言の期間中も継続を求められ、献血は不要不急の外出には当たらない。バスで受け付ける400ミリ・リットルの全血献血は体重50キロ以上であることなどが条件で、医師の問診を経て、問題がなければ献血できる。時間は約30~40分。献血ルームでは、成分献血への協力も呼びかけている。

 献血の不足状況やバスの運行予定はセンターのホームページで確認できる。バスの派遣を受け入れる企業・団体も募集している。問い合わせは県赤十字血液センター(福岡地区=092・921・1493、北九州地区=093・631・1211)へ。

【献血】 血小板や血漿けっしょうなど特定の成分だけを提供する「成分献血」と、血液中の全ての成分を提供する「全血献血」(200ミリ・リットルと400ミリ・リットル)がある。検査を経た血液から作られる輸血用の血液製剤は、がん患者の治療などに使われる。献血から作られる赤血球製剤は21日間、血小板製剤は4日間の有効期間があり、継続的な確保が必要。

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1804104 0 ニュース 2021/01/29 05:00:00 2021/01/29 05:00:00 2021/01/29 05:00:00

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