マッチ箱に見る昭和 14日まで北九州で写真パネル展
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昭和40年代に北九州市内の飲食店や理容店が作ったマッチ箱などのデザインを紹介する写真パネル展「マッチ箱に見える街の歴史―よみがえる昭和の街の記憶―」が、同市八幡東区の市立旧百三十銀行ギャラリーで開かれている=写真=。14日まで。
ギャラリーの管理を担う同市のNPO法人「北九州市の文化財を守る会」理事長の前薗広幸さん(69)が企画。ジャズ愛好家に知られていた喫茶「アベベ」(小倉北区)や、市出身の作家・劉寒吉が経営した菓子店「濱田屋」(同)など前薗さんや友人が収集した約300点が展示されている。
前薗さんは学生時代、市内の喫茶店を巡り、個性的なデザインで店を宣伝するマッチ箱を集め始めたという。前薗さんは「ノスタルジックな雰囲気が漂うデザインを鑑賞しながら、時代の流れに思いをはせてほしい」と話す。入場無料。問い合わせは同ギャラリー(093・661・9130)へ。
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