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細川潤一顕彰会が休止 久留米・最後の偲ぶ会 「名曲歌い継いで」

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細川の写真(左)を飾り、記念碑の前で合唱する役員や親戚たち
細川の写真(左)を飾り、記念碑の前で合唱する役員や親戚たち

 「古城」「東村山音頭」などの名曲を残した久留米市城島町出身の作曲家細川潤一(1913~91年)の顕彰会が活動を休止することになり、最後のしのぶ会が同町の町民の森で開かれた。会員の高齢化が理由で、関係者は「顕彰会は休止しても、名曲を歌い継いでほしい」と願っている。

 細川は本名を浅川正躬まさみといい、父親の故郷の旧江上村(久留米市城島町)で小学5年から旧制三潴中(現・三潴高)を卒業するまで過ごした。大川市出身の作曲家古賀政男に刺激を受けて独学で作曲家となり、生涯に約2000曲を制作。1983年度には、日本レコード大賞特別賞を受賞した。

 主な作品に「あゝ我が戦友」「久留米小唄」などがあり、三橋美智也ら大物歌手の歌も多く手がけた。代表作の「古城」は全国の城跡で歌われ、「東村山音頭」はタレント志村けんのアレンジで大流行した。

 顕彰会は2004年に住民らが設立。05年に町民の森に記念碑を建て、毎年4月に碑前で偲ぶ会を開いてきた。しかし、新型コロナウイルスの影響や後継者不足の問題などから、活動休止を決めた。

 3日の偲ぶ会には、会員約50人のうち、役員ら10人が参加。細川の写真のそばで「古城」を合唱して業績をたたえ、人柄を語り合った。

 細川のめい、水落京子さん(89)(大川市)は「江上村の人が上京すると、よく面倒を見ていた。地元思いの優しいおじだった」と懐かしそうに語った。

 顕彰会の今村恒美会長(82)は「酒好きな先生だった。活動は休止しても記念碑は残る。碑の前で子供たちに歌い続けてほしい」と名残を惜しんでいた。

 今村会長が保管していた写真パネルやDVDなどの資料は、顕彰会の役員池口隆さん(70)が管理し、今後も必要に応じて細川の紹介に活用するという。

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1972040 0 ニュース 2021/04/09 05:00:00 2021/04/09 05:00:00 2021/04/09 05:00:00 細川の遺影(左)を飾り、記念碑の前で合唱する役員や親戚たち https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210408-OYTNI50031-T.jpg?type=thumbnail

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