県立高96→81校に 統廃合23年度まで 塙、新地町内はゼロ

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 県教育委員会は8日、今年度96校ある県立高校を2023年度までに81校に統廃合すると発表した。高校統合は全国的な流れで、東日本大震災の影響で遅れていた本県でもようやく改革が進むことになる。ただ、県立高校がなくなる塙、新地両町では、保護者らから懸念の声が聞かれた。

 県教委によると、学級数の少ない25校について、23年度までに統合・再編し、13校に減らす。統合の対象は相馬東・新地など22校。再編では、白河実・塙工・修明(棚倉町)の3校を合わせて2校にする。安積御舘分校と修明鮫川分校は22年3月で廃校になる。

 新地と塙工は統合・再編後に今の校舎を使わなくなり、2町内に県立高校はなくなる。小学2年生など子供2人を育てる新地町の女性(38)は「自転車や徒歩で通える範囲の高校がなくなると、世代間の交流がしづらくなるのでは」と心配する。小学1年生の孫がいる塙町の男性(72)は「若者が減って、さらに過疎化が進むのでは」と不安を語った。

 県教委が高校統合を進める背景には、急激な少子化の影響がある。県内の中学校卒業見込み者数は、16年度末の1万8482人から、27年度末には1万3144人と3割近く減少するという。しかし、震災と原発事故で被災した本県では、サテライト校を設置して学校数を維持しつつ、学級数を減らすことで対応してきた。

 県教委は4月以降、各校で生徒や保護者らに説明会を開くことにしている。

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