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常磐線3月14日全線再開

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JR東 いわき以北、特急復活

 JR東日本は17日、原発事故後に残った常磐線の最後の不通区間「富岡―浪江駅間」(20・8キロ)の運転を3月14日に再開させると発表した。同線は9年ぶりに全線がつながり、都内と仙台駅間を結ぶ直通の特急列車が、いわき駅以北で復活する。沿線住民の利便性向上や復興の加速化、交流人口の拡大が期待される。国の原子力災害対策本部も17日、双葉町など3町での一部避難指示解除の日程を正式に決定した。

■富岡―浪江開通

 富岡―浪江駅間を通る普通列車の本数(往復)は、震災前より5本少ない1日11本。3月14日は、原ノ町駅始発で浪江駅を午前5時52分に出る上り列車が、不通区間を走る「一番列車」となる。再開する夜ノ森、大野、双葉各駅は無人駅として運用され、不通区間を結んでいる上下計11本の代行バスは廃止される。

 上野・品川駅と仙台駅間を結ぶ特急列車「ひたち」は1日3往復。両区間を4時間30~50分程度で結ぶ。全席指定の10両編成で、いわき駅以北の県内区間では、広野、富岡、大野、双葉、浪江、原ノ町、相馬の各駅に停車する。震災前に停車していた四ツ倉、小高両駅への停車は見送られた。

 双葉など15駅では新たに交通系ICカード「Suica(スイカ)」に対応。浪江、双葉、大野、富岡、広野の5駅では、自動券売機にオペレーターとの会話機能をJR東管内で初めて導入し、担当者と会話しながら指定席券や定期券などを購入できるようになる。

■避難解除正式日程

 また、原災本部は、避難指示の一部解除日程を、双葉町「3月4日午前0時」、大熊町「同5日午前0時」、富岡町「同10日午前6時」と正式に決めた。

 唯一、全町避難が続く双葉町の解除区域は、帰還困難区域に設定された特定復興再生拠点区域(復興拠点)内のJR双葉駅周辺(約20ヘクタール)と、復興産業団地を整備している中野地区など避難指示解除準備区域(約220ヘクタール)の計約240ヘクタール。昨年12月時点で、同区域内の避難者は232人(74世帯)いるが、町は、帰還開始の目標を2022年春としており、まだ帰還は行われない。

 大熊町は復興拠点内のJR大野駅東西広場や、解除済みの大川原地区につながる町道など約28ヘクタールが解除される。富岡町も復興拠点内のJR夜ノ森駅周辺約7ヘクタールが解除される。ともに住民の帰還は伴わない。

 解除に合わせて、双葉、大熊両町の復興拠点では、バリケードなどを設置しない立ち入り規制緩和区域も設定される。エリアは、双葉町が復興拠点全域、大熊町が大川原地区に隣接する約290ヘクタール。

■「うれしい反面」

 双葉町の伊沢史朗町長は「うれしい反面、町民が戻って生活できる医療や商業施設などのインフラ整備を含めて、山積する問題を解決する責任の重さを感じている」とし、常磐線の運行内容について「復興にとって効果的な設定と受け止めている」と語った。

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1006283 0 ニュース 2020/01/18 05:00:00 2020/01/18 05:00:00 2020/01/18 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/01/20200118-OYTNI50013-T.jpg?type=thumbnail

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